その日のうちにセットアップを済ませ、いま、その新しいパソコンでこれを書いている。
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私は、昔から学校の制服が大嫌いである。
窮屈だし、人間を型にはめるような感じがするからである。
若者を教育するのに、制服という型にはめて行うのが果たして健全なやり方だろうか？‥‥という疑問をずっと抱いている。
だから、中学校、高等学校の制服は、ただちに廃止すべきだと思っている。
ついでに言えば、髪型も完全に自由にしてしまえば良い。
生徒の髪が伸びて耳や襟にかかったり、制服の着かたや形といったことに、いちいち目くじらを立てて “指導”を行うより、いっそ髪型も服装も自由にしてしまったほうが、先生の負担も減って、その分本来の業務である勉学の指導に専念できるのだから、先生、生徒、双方にとっても良いことだと思うのだけれどいかがなものだろうか。
最近、こんなニュースが報じられた。
黒人の父親をもつハーフの男子生徒が、「コーンロウ」という黒人の伝統的な髪型で卒業式に出席しようとしたら、学校側はそれを許さず、他の生徒たちの目に触れないよう、会場の2階席に座らされたのだとか。
つまり、ちゃんと卒業は認められ、卒業式への参加も許されたものの、他の生徒たちとの同席は許されなかったということだ。
その「コーンロウ」という髪型がこれである。↓
【コーンロウの一例】
（フリー画像：北斗の恋人（トーク）, パブリック ドメイン, via Wikimedia Commons）
この髪型は、見てわかる通り、頭髪を細かく編み込んだものであり、この髪型にするためには、まずその準備として髪をある程度長く伸ばす必要がある。
すると、当然、髪を伸ばし始めた段階で、校則違反の指摘を受けることになる。
実際、この男子生徒も、卒業式以前に3回ほど、担任の先生から髪を切るように指導されていたという。
おそらくこの男子生徒は、晴れの卒業式に父方の先祖に伝わる髪型で出席したいと考え、意図的に髪を伸ばしていたのだろう。
ならば、その段階で、担任の先生に自分の希望を伝え、校則違反にならないかどうか話し合っておく必要があったと、私は考える。
（資料動画）
【MBS NEWS】
『コーンロウ』にした外国ルーツの生徒を「髪形が校則に違反」で卒業式に同席させず
（公開日：2023年3月28日、再生時間：1分19秒）
このたびのこの一件をめぐっては、学校側の対応を差別だと批判する意見、事前に学校側と話し合わなかった男子生徒にも非があるとする意見、さまざまな声がネット上に飛び交っている。
私も、事前に話し合うべきだったな、とは思うものの、たとえそうしたとしても、男子生徒の希望が叶うことはなかったろうな、と一方では思っている。
なぜなら、たとえ担任の先生が納得してくれたとしても、その上司である教頭先生や校長先生が何と言うか？
担任の先生とて学校という組織の一員である以上、学校の方針には従わざるを得ない。ましてや卒業式は学校全体の行事なのだから、校長先生が「ダメだ」と言えば、もはやそれまでではないか。
だから私は、この際、髪型も服装もすべて自由にしてしまえば良いじゃないか、と思っているのだが、しかし、たとえ髪型と服装に関する校則がすべて廃止されたとしても、それでも最低限のマナーはあってしかるべきだろう。
ナイジェリア人の父をもつハーフの元プロボクサーで、第40代日本スーパーライト級王者の細川バレンタインさんは、Twitterでこの件に対し「これは、黒人の伝統文化否定とかでは、断じてない」と断言している。
細川さんは、単に学校側とのコミュニケーションが足りなかっただけだと断じた上で、「ナイジェリアでも、男子が編み込みで卒業式来たら、即帰されるよ 当たり前です」と述べている。
少なくともナイジェリアでは、厳粛な場にコーンロウで出席するのはマナー違反だとされているらしい。
私たちも、物事に対して過剰に情緒的になることなく、冷静に考えて判断する必要があるようだ。
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（おまけの画像）
【新しいパソコンでの第1作目の画像】
左から八雲藍（やくも・らん）、橙（ちぇん）、霧雨魔理沙（きりさめ・まりさ）。
（キャラクター素材：dairiさん、はるかさん）
（背景：https://www.beiz.jp/からのフリー画像）
dairiさんのpixivのページ
https://www.pixiv.net/users/4920496
はるかさんの「ニコニコ静画」のページ
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3189645
上海アリス幻樂団
