どうも暗い問題にばかり日々接していると、明るい話題が欲しくなります。
というわけで、久々に『東方Project』の話題を。
もうだいぶ前のことになってしまいましたが、守矢一家のことを書いたことがありました。
守矢神社の祭神である八坂神奈子(やさか・かなこ)と洩矢諏訪子(もりや・すわこ)、それに仕える巫女の東風谷早苗(こちや・さなえ)のことです。
ネット上には、アニメや漫画、ゲームなど、現代のあらゆる事柄を解説するピクシブ百科事典なるものがあり、そこでは守矢一家は次のように解説されています。
(以下、引用)
東方Projectのキャラクターである東風谷早苗、八坂神奈子そして洩矢諏訪子の三名は、守矢神社の住人であり、神奈子と諏訪子が祭神、早苗がその風祝(巫女)である。
諏訪子は早苗の先祖にあたり、原作では神奈子と諏訪子が早苗のサポートに回ることが多い。そのため、二次創作では神奈子と諏訪子が両親のような立場で早苗を我が子のように見守るという、実の家族のような関係で描かれることが多い。
故に、この3人をひとまとめにする場合は「守矢神社」よりこちらのタグが使われる頻度が高い。特に家庭的なほのぼのとしたイラストや作品に多く使われる。
(引用、ここまで)
今の世の中、誰もが“あたたかさ”を求めているのでしょう。守矢一家の人気はかなり高いように思えます。
かく言う私も、守矢一家の画像をこれまでよく作ってきました。
一番最初に作ったのがこれです。↓
【『東方Project』のキャラクターたち】
左から東風谷早苗、洩矢諏訪子、八坂神奈子。
(背景・磐梯山:Eiji KikutaによるPixabayからのフリー画像)
この画像は人気が高いと見えて、「じろう丸の徒然日記」で画像検索をすると、この画像が上位の方に出てきます。
ちなみに、この画像の中で洩矢諏訪子が使役しているカエルの元画像がこれ。↓
(カエル:miniformat65によるPixabayからのフリー画像)
もともと『東方Project』の公式書籍『東方文花帖』の本文中に氷の妖精チルノが巨大なガマガエルに食われる記述(チルノはガマガエルの腹の中で冷気を出して、ガマガエルが驚いて口を開けた隙に脱出に成功)があり、この場面を満福神社がアニメ『幻想万華鏡』で描写する際、ガマガエルの頭に諏訪子を座らせ、彼女がガマガエルを使役しているというアレンジを加えたのでした。
そして私がアニメのその場面を観て、この画像のアイディアを思いついたというワケです。
ちょうどサンリオキャラクターズと『東方』キャラクターとのコラボレーションがスタートしていて、諏訪子が「けろけろけろっぴ」とペアになったので、そのことと絡めてアイディアを練りました。
余談ですが、このカエル(実際はガマガエルではなく、違う種類のカエルらしい)を元画像から抜き出して素材化する作業は、実にいい経験になりました。
このときの経験が、後で犬走椛と一緒に崖の上に立つ白い狼や、本居小鈴が手に持った本の中から飛び出してくる「百鬼夜行」の小さな妖怪たちに活かされることとなりました。
『東方Project』には、紅魔館や永遠亭、地霊殿などの“疑似家族”(本当の家族ではないところがミソ)が多く登場していますが、守矢一家が最も家族的なムードが強いような気がします。
実際私も、守矢一家の画像を制作するのは、とても楽しいです。
【『東方Project』のキャラクターたち】
左から洩矢諏訪子、東風谷早苗、八坂神奈子。
(背景・守矢神社:『東方ダンマクカグラ』のファンキット)
(続きます。)
(上の画像のキャラクター素材:dairiさん、はるかさん)
dairiさんのpixivのページ
https://www.pixiv.net/users/4920496
はるかさんの「ニコニコ静画」のページ
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3189645
上海アリス幻樂団