『世界人類が平和でありますように』。 | じろう丸の徒然日記

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私こと、じろう丸が、日常の出来事、思うことなどを、気まぐれに書き綴ります。

5月の連休も、今日が最終日。
昨日の午前中に、Amazonに頼んであったCDが届いた。
このブログに時々「ペタ」をくださるシンガーソングライター、小林洋一さんのアルバム『世界人類が平和でありますように』

 
こうした品物が届くのは、それを配達してくれる人がいるからである。
そのことについて述べている5月1日付けの「朝日新聞」「耕論」藤田孝典さんの話が、鋭い。
今は、不要不急の外出を控えたり、家で仕事をする在宅勤務テレワークをせざるを得ないといったケースが増えているが、品物を運ぶ運送業者さんのように外へ出て働かざるを得ない人たちもいる。
他にも、飲食業、清掃業、美容師、保育士、介護に携わる人など、職場に出勤しなければ仕事にならない業種は多い。
こういった「現場」で人に接する仕事は、ウイルス感染のリスクが高い。非正規雇用だったり、休業補償がなかったりするケースも多い。賃金も低い傾向にある。
けれども、私たちの暮らしは、こうした人たちが働いてくれるおかげで成り立っている。人の役に立ち、社会を支えている職業なのだ。
 
昨日は、車でのんびりドライブしながら、届いたばかりの小林さんCDを聴いた。(車から降りて誰かと濃厚接触したりさえしなければ、別に構わないだろう。)
やはり表題作の『世界人類が平和でありますように』が最も心に響くようだ。シンプルな生ギター1本による弾き語りである。
 
【sekaiheiwayouichi】
「世界人類が平和でありますように」小林洋一 May peace prevail on earth

 
前述の藤田さんの話によれば、「現場」で仕事をせざるを得ない人々の間で、通勤なのに「なぜ外出するんだ」白い目でみられたり、荷物の配達先でひどい扱いをされたりするといった被害が報告されているのだとか。
(以下、引用)
 「自分はテレワークなのに、なんであいつはしないんだ」と不満なのかもしれません。自分たちが家にこもって仕事ができるのは、自宅に品物を運んでくれる人がいるからだ、という当たり前のことがわからない。想像力が欠けているのです。
(引用、終わり)
藤田さんは、たしかに在宅勤務感染拡大の防止には有効であり、それができる恵まれた環境にある大企業はどんどんやればいい。でも、感染する危険を承知のうえで、「現場」に出なければならない人々にも思いをはせて欲しいと訴える。
 
それはそうと、5月2日に、全国の子供たちに向けて、“ゲゲゲの森”からメッセージが届きました。
【東映アニメーション公式YouTubeチャンネル】
鬼太郎とねこ娘から人間のみなさんへ

鬼太郎とねこ娘アマビエについて語る!

 
上の動画で鬼太郎が言っているように、他者への“思いやり”が大切なのである。
「現場」で働く人たちへの“それ”も大切だが、アマビエ感染拡大防止のキャラクターに使って人気取りを狙う厚生労働省や、休業補償をしぶる安倍政権は、国民への“思いやり”がまったく無い。
お隣の韓国は、かつて2015年に、MERS(中東呼吸器症候群)によるアウトブレイクを経験していた。MERS(マーズ)とは、MERSコロナウイルス (MERS-CoV) により引き起こされるウイルス性の呼吸器疾患である。
韓国はその経験から、「ドライブスルー検査」という有効性の高い検査方法を考え出し、実施して、感染者を早く見つけ出して隔離し、感染拡大の封じ込めに成功した。
すぐお隣の国で、過去にアウトブレイクを乗り越えた例があったにもかかわらず、日本はどうしてその経験謙虚に教わらないのか。
米軍“思いやり予算”を献上してばかりいないで、もっと周辺諸国へも目を向けるべきだろう。
 
他国への憎しみ偏見が洗い流され、世界人類が平和でありますように
 
(おまけの動画)
幼いお子さんをお持ちのみなさん、お子さんと一緒にこの体操をどうぞ。
【Unagi Travel】
Amabie Exercise アマビエたいそう by ラッキィ池田 & アマビエさん

 
〈追記〉
2020年5月9日、小林洋一さんライブ動画を追加しました。