ある未熟な男性のはなし | じろう丸の徒然日記

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私こと、じろう丸が、日常の出来事、思うことなどを、気まぐれに書き綴ります。

どうしても一人の人間として黙っているわけにはいかないことに出合ったので、急遽記事を更新する。
 
人を評価するのに、次の4段階の分け方がある。
A、好きだし、とても評価できる。
B、好きだが、評価できない面も少しある。
C、嫌い(あるいはあまり好きではない)だが、評価できる面もある。
D、嫌いだし、まったく評価できない。
 
私はついさっき、今まで読者登録していたある人のブログの、その登録を取り消した。
この人が、最低の人間だと判ったからである。
今まで私は、この人を、上記の評価基準では、Bと評価していた。
だが今は、評価できない面も少しあるどころか、ハッキリ最低Dと言わざるを得ない。
 
この人は、最近ブログにこんなことを書いていた。
(引用)
男尊女卑は決して男女差別用語ではありません。
男女間、ことに夫婦間がうまく行くようにするためのコツを、四つの漢字に昔の人が秘めただけなのです。
(引用、終わり)
この人は言わせると、『男尊女卑』『卑』には、「身分が低い」だとか「劣る」だとか「いやしい」または「品性に欠ける」と言った悪い意味の他に「へりくだる」という別の意味もあるのだとか。
そして、
(引用)
「智慧ある女性が一歩引き、へりくだって男性をたててあげることで家庭はうまく行くのだよ。」
と言う、昔の人の智慧と思想を込めた四字熟語であり、これこそ男尊女卑の正しい本来の意味であると僕は考えています。
(引用、終わり)
 
この人のこうした日本語解釈が果たして正しいのかも問題だが、それ以上に大問題なのが、この人の同じ記事の中の次の発言である。
(引用)
僕の嫁はハッキリ言って、僕が一番結婚したくないタイプの女性でした。
だからしょっちゅう喧嘩が絶えません。
(引用、終わり。アンダーラインは
じろう丸
一番結婚したくないタイプの女性と、じゃあどうして結婚したのかと思わず突っ込みたくなるが、そもそもこんなことを多くの人が目にするブログに平気で書く神経が理解できない。
女性がへりくだって男性をたててあげれば家庭はうまく行くとかいう以前に、自分の妻を「一番結婚したくないタイプだった」などと平気で言う男と家庭を築こうと願う女性がいるだろうか。
 
この人は「女性の権利云々を言い出すようになってから、夫婦間はおかしくなったように僕は感じるのです。」とも書いているが、そうではなく、上記の戯(たわ)けたことを平気で言う男がいるからおかしくなったのだろう。
 
私はたいして女性にもてる方ではないが、私なりに女性について理解していることがある。
それは、女性は、男がちゃんと自分の仕事に誇りと責任を持って打ち込み、かつ女性や子供を大事にする意思を持っていれば、男から要請されなくても立派に男を立ててくれるのである。

 
自分の妻を「一番結婚したくないタイプ」などと言うところを見ると、どうやら親とか周囲の人たちから強く勧められてシブシブ結婚したということか。
これでは精神的に自立していないと言われても仕方がない。
結婚とは、精神的に自立した大人の男女がするものなのである。
この人が奥さんと喧嘩が絶えないのは、つまりこの人が精神的に未熟だからである。
いくら奥さんがへりくだって夫を立てようとしても、肝心の夫が未熟では何ら実を結ばない。
 
未熟な男ほど、自分の非を認めず、権威を振りかざし、他人を従わせようとする。
もうこの人には、愛国心だの、武士道だのについて、一切語ってほしくない。