感動のやまさき女性合唱団コンサート 千一 | 千一のブログ 寝たきり界の鎌倉殿 重度障害ある鎌倉市議のほぼ毎日更新

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やまさき女性合唱団の第2回コンサートが29日、鎌倉芸術館小ホールで開かれ、光くんが取材しました。



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第三部。ピアノとフルートの「卒業写真」のメロディーが響くと、会場は一音も聴き逃さないような空気に包まれた。

フルートは何とダ・カーポの榊原麻里子。

合唱団の歌声とフルートは吸い込まれるように美しく、夢の世界へ誘ってくれた。



震えがくるほど感動の第2回コンサートだった。


第一部は、女性合唱とピアノのための「花冷えのあとで」(山崎佳代子 詩、松下耕 曲)から4曲。

あまりの深い詩に、「もしや反戦歌では」と思い、後で調べたらはやり、作詩の山崎はベオグラードで空爆を体験した詩人だった。松下も反戦の思いを持つ音楽家であった。


第二部はサウンドオブミュージック。7曲を一気に歌いきった。


第三部はユーミンオールディーズ。

PTAコーラス部出身の街の合唱部と超一流音楽家とのコラボは、双方大変だったろう。

合唱団は複雑な振り付けまで交え、かなり厳しい練習を積んできた違いなかった。


アンコールはダ・カーポのヒット曲「野に咲花のように」。

私は高校生の時に行った、まだ榊原麻里子は生まれていなかっかもしれないご両親お二人のダ・カーポのコンサートを思い出しながら一緒に合唱した。


いつまでもいつまでも拍手が鳴り止まなかった。


ダ・カーポのご両親お二人も確か大病を患い大手術をして大変だっと神奈川新聞で読んだことがある。


私は感極まって一涙し、しばらく席を立つことができなかった。



最後に、「花冷えのあとで」の中から


星の靴


天使ががいるって

ほんとうさ

(翼はなかった)


白い階段を

うたいながら

降りてきた


天使がいるって

ほんとうだ

犬もこどもも

おばあさんも

見ていた


わらいながら

ぼくらとおどり

花びらの衣が

香りたち


天使がかえっていくとき

草のなかを

おいかけた


花の闇にバスが消えてゆき


ほんとうさ

天使がいるって

(光の靴を履いていた)


       (許可を得て撮影しました)

指揮 浦畑博美

フルート 榊原麻里子

ピアノ 松岡幹枝