えっ?
彦根に移転したんだ。
ならば行ってみるか。
移転前の2019年に行きました。
彦根より遠い愛知郡愛荘町にある店舗。
なんかすっげぇ異次元の空間で、店主の気合いがビンビン感じた事をいまだに覚えています。
緊張感を持って食べた一杯はたまらなく美味しかったと覚えてます。
食券を買います。
下調べをあまりしていないので、左上の法則
「醤油そば 弦乃月ブレンド」をチョイス。
どうも選んだメニューは即厨房に伝わる仕組みらしく、で出来た食券は店員さんに渡す訳でもなく、持って帰って貯めるらしい。
1200円かぁと思いながら、
旅先の飯っていくらでも出せるなぁと、金沢のラーメン屋さんには少し心苦しい気持ちが沸きます。
毎日の昼メシのラーメンと違って、今しか食べれない(コレを食べに来た)ラーメンとでは違うんですよねぇ…
待つ事数分。
しっかりとした鶏の香りがする鶏醤油ラーメン。
大判なチャーシューは3枚。
麺を覆い尽くすように載せてありますが、ちゃんと麺線が見えるように配置されてます。
すっげぇー気を遣っての盛り付け。
やっぱり、こだわってますね。
このスープは完全なる鶏醤油。
醤油自体は、他のお店より少し重め。
そこに旨味のある鶏油が浮かぶ。
臭みもなく、重いと軽いのちょうど間ぐらい。
なるほど、以前食べた時の味までは覚えていない。
が、美味い。ただただ美味いスープだ。
麺を啜ってみる。
おっ!麺の存在感が半端ない。
あれ?バランスがおかしいかなぁ
麺とスープはそれぞれがとても美味い。が、合わさると結果普通に感じてしまった。
2019年に食べた時は、刺々しいけどその一つ一つが魅力的で輝いている印象。
今食べたラーメンは、美味しいのですが無難なまとめ方で全体の調和させた印象。
言葉で伝えるのは難しく、
とても美味しい一杯なのですが店主のマインドが丸まったように思えました。
2019年に食べた一杯はビンビンにきてましたね。
次に行く時はビンビンな弦乃月であってほしい