制限時間 | 市川潤子の 子育てというよりも【子供に育ててもらっているな】ブログ
「おふくろが、ガンだって。
骨まで広く転移しているから、抗がん剤治療のみで・・・手術はもう出来ないって」

21時。楽しかった時間が逆転し、毛深い夫が泣き崩れた。

ただただ、抱きしめて背中をさするだけだった。
...
子供たちが寝るまでは、我慢していたのだろう。

実は姑と人妻は、もう3年会っていない。
人道外れる嫁いじめを、今まで笑ってかわしてきた。
姑と嫁にいかない小姑の2人で、いつも人妻をいじめてきた。
つわりで退院してきた時、いじめられ流産しそうになったのだ。
それ以来、会っていない。

今日は重たい話で、本当に申し訳ないと思っている。
人妻、今日だけみんなに相談がある。

姑に残された時間を、私は【人として】見送りたい。

今までのいじめの数々は消えないけれど、
私の心の傷は消えないけれど、


私は人として、姑を見送りたい。
子供たちに、その背中を見せてあげたい。
きっとその先に、傷なんて消えると思っている


昨夜の丸く大きな月を見て、そう決意した。
そこで、明日の講演をどなたかホームビデオで撮影してもらえないだろうか。

姑と唯一まともに話せたのは、「子育て」のことだった。

「潤子さんの講演会、いつか見せてもらいたいわ」
そう言ったのを、思い出した。

これから闘病生活が、始まる。
それを支える長男の嫁として、
我を捨て、姑を支える覚悟でいる。

急で大変申し訳ないが、ご協力してくださる方がいたらご連絡が欲しい。

明日の講演会、お陰様で定員を超え
満席になったそうです。
本当に、有難うございます。

今の心境をつづったので、不快な内容だったかもしれませんがごめんなさい。


明日は、精一杯頑張ります。
どうか、見届けてください


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