【心肺蘇生法 の巻】 | くろしんのブログ

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世田谷梅ヶ丘 くろしん接骨院 の ブログです。

 今回は『心肺蘇生法』について。

 

ご存知の方も多いと思いますが復習がてらご覧ください。

 

心肺停止した時、一定時間を過ぎると各臓器の細胞が死んでいきます。(下記参照)

 

脳:3分 心臓:15~30分 腎臓:30~60分 肝臓:30~60分 膵臓:60~90分 

胃腸:120分 皮膚:180~360分 筋:180~360分

 

 

救急車を呼んだとして、救急隊が到着するまでの時間は平均で「8.5分」です。(平成28年)

つまり、救急隊が到着する前から、現場で迅速に『心肺蘇生』を施す必要があるのですね。

 

重要なポイントは、

《できるだけ「平坦で固め」の地面上で、

「両手」を合わせ、

「手根部」で、

「胸の真ん中」を、

「垂直」に、

「強く速く絶え間なく」、

「胸骨骨圧迫30回、人工呼吸2回」とセットで繰り返し押し続けること》です。 

 

『胸部圧迫』は「質」が大事で、疲れて押し方が悪くならないように、2,3セット位で他の応援者に交代するようにします。

(もし自分しかいなければ救急到着まで一人でやり続ける)

 

「押すリズム」は、以前救急救命士の方に「もしもし亀よ♪亀さんよ~♪」のリズムが良いと教わりました。

 

『人工呼吸』は、やった方が良いけど、抵抗があれば無理してやらなくてもよいとされています。

 

直接肌や体液に触れないような専用の人工呼吸用のマスクもありますね。

『AED』操作は落ち着いて、機械の指示に従っていけば難無く実施できます。

AEDが近所のどこにあるかチェックしておくと良いですよ。コンビニとか銀行に置いています。

 

昨年は戦後最大の超過死亡者数を記録。

今年はそれ以上と予想されます。

 

当然救急出動件数も激増しており、救急車が遅れることも予想されます。身近な「いざ」に備えあれ。