子供に学ぶ『動作パターンのつくりかた』 | くろしんのブログ

くろしんのブログ

世田谷梅ヶ丘 くろしん接骨院 の ブログです。

みなさん、こんにちは!

 

くろしんです。

 

先日、娘の自転車練習に付き合ってきました。

 

 

行ったのは、杉並区の交通公園。

 

善福寺川のそばにあります。

 

ここには何度も来ているのですが、最近までは「補助輪付き」。

 

安全な自転車に乗っていました。

 

お友達の影響でしょう。

 

「普通の自転車に乗りたい!練習する!」と言いだしたので「補助輪無し」の練習を始めたのでした。

 

 

今回は三回目。

 

 

初回は大人が支える「持ち手付き」。

 

「離さないでよー!」

 

と指令を受けながら

 

ほとんど僕が支えっぱなしでの走行でした。

 

 

続いて二回目。

 

同じく「持ち手付き」だったのですが、少しずつ手を放す。。

 

本人は懸命に漕ぐだけなので気づかないのですが、手を放しても走っています。

 

その内に 「いま手を放してるよ!」 と教えてあげたら、一瞬恐怖の表情を浮かべながらも 「すごいね!」 と褒められて喜んでいました。

 

そんなこんなで、たまに支えて、たまに手放しと言う具合で一時間くらい練習したのでした。

 

 

そして今回。

 

二人とも違和感なく、「持ち手無し」の自転車に。

 

と言うより、前回より2カ月近く経っていたこともあってか、「持ち手」のことを忘れていました。

 

自転車またがり、さぁ出発!

 

やはり最初は怖がって、「持っててね!」 と支えながらのスタートです。

 

それも束の間、すぐに僕の手を離れました。

 

フラフラ危なっかしいのですが、何とか走行しています。

 

このフラフラが大事ですね。

 

フラフラしている間、彼女の脳は危険を感じながらも

 

「どうやったらフラフラしないのだろうか。。」

 

と、考えて試しながら「学習」をしているのです。

 

 

僕はそのすぐそばを、まるで大統領を警護するシークレットサービスのように走りながら、彼女の「学習」を見守っていました。

 

さすが子供の脳です。

 

見る見るうちにフラフラはなくなってきて、安定感が増してきました。

 

そうなると占めたもの。

 

「ついてくるだけで良いから」

 

と指令を出すと、スイスイ漕いでいきます。

 

登り坂やブレーキ停車も上手になり、公園内をほぼ自由に走れるようになりました。

 

子供の学習能力の高さに感心しつつ、改めて確信を得ました。

 

 

やはり動作を学習するには「体験」が大事ですね。

 

子供に限らず、大人だってフラフラ体験、たまにはしなきゃね。

 

 

あ、身体機能の話ですよ。(^u^)



いけー