こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。
さて、前回では 紙とペンだけで ストレスをなくす方法をお教えしましたが、引き続き 今回もお送りしたいと思います。
私たちは普段、頭の中で考えたことを、そのまま 「 なんとなく 」 で過ごしています。
つまり、物事があいまいなまま過ごしている、考えてしまっているが故に、余計に不安になったり、恐怖を抱いたり、問題を抱えたままストレスを抱え続けているんですね。
しかし、頭の中のものを吐き出す 「 紙に書き出す 」 ことによって、物事が明確になりストレスをなくすことが出来る。それが、前回お伝えした紙とペンでストレスをなくす方法です。
この、紙とペンでストレスをなくす方法は、頭の中で思っているストレスを、紙に書き出すことで視覚化させ、
- 何に対してストレスと感じているのか?
- ストレスと感じているモノの大きさ、優先順位
などが明確に分かってきます。
視覚化させると 物事が明確に分かる。
物事が明確になると、対策を立てることもできますし、ストレスだと思っていたことが、「 案外大したことではない、小さなことだった 」 ということも分かってきます。
そう。上記のストレスをなくす方法で ストレスが明確に分かれば、あとは、以下のことを自問自答してあげれば良いのです。
・そのストレスを解消するためには、どうすれば良いのか?
そして、その問いに対してストレスをなくす方法を、対策法を3つぐらい書き出します。
■ストレスをなくす方法:其の二■
- ストレスを紙に書き出し明確にする。
- そのストレスを解消するためには、どうすれば良いのか?自問自答する。
- 考えうる対策法を紙に書き出す。
- 紙に書き出した対策法を、1つ1つ実践して行く。
- 1つ1つの対策法が、上手くいったか、どうか、紙に書き出していく。
- 上手くいかなかった場合は、なぜ上手くいかなかったか?紙に書き出す。
- そうすることで、より具体的かつ、上手く行く対応策が出てきます。
それによって、あなたの状況にあった ストレスをなくす方法が見つかります。
ただし、これまでもお伝えした通り、
相手をコントロールすることは出来ません。
しかし、それでも人は相手をコントロールしようとします。
たとえば、相手から好かれようと努力したり、認められようと努力したり、考え行動をする。
でも、それでも相手が自分の思うような反応が得られなかった場合、逆ギレして怒ったり、不機嫌になってしまう…。
自分が勝手に好かれよう、認められようとして行動を起こしたことなのに…です。
ですから、もし仮にストレスをなくす方法で対応策を考えたとしても、それが相手をコントロールしようとした結果、ストレスになっている。
のであれば、これは 「 相手をコントロールすることは出来ない。」 と素直に認め、受け入れることで ある程度 ストレスも緩和されます。
相手をコントロールしようとすればするほど、意固地になってしまい、感情に振り回され、感情のままに行動し後で後悔してしまうことになります。
「 寝よう、寝よう…と意識すればするほど眠れなくなる。」のと同じ原理です。
ですから、そのような場合は、素直に認め、受け入れることが、ストレスをなくす方法の1つでもあります。
つまり、手放す。ということですね。
そのストレスが、相手をコントロールしようとして生まれているストレスなのか?どうか? も、振り分けて考えると良いかと思います。
以上、ストレスをなくす方法:其の二 をお送りしましたが、少しでもお役に立てましたら幸いです。
それでは、最後までお読み下さり ありがとうございました。
>> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法
>> 前回の記事「 紙とペンでストレスをなくす方法 」
金本 博明