紙とペンでストレスをなくす方法

・ストレスをなくす方法：紙とペンがあればストレスは消える！

こんにちは。かねもと鍼灸整骨院院長の金本です。

さて、今回は 紙とペンだけでストレスをなくす方法をお教えしたいと思います。

そう。実は、紙とペンさえあればストレスをなくす、あるいは、随分と軽くすることは十分可能なのです。

もしあなたが、日々ストレスを抱え悩んだり、イライラしたり、心身の不調が表れているならば、必ずお役に立つ内容ですので、このまま読み進めて欲しいと思います。

紙とペンでストレスをなくす方法とは？

しかし、どうやって紙とペンでストレスをなくすのか？というと、至極かんたんです。

今かかえているストレスを、紙に書き出すのです。

これは、仕事でも何でもそうなのですが、頭の中で考えているだけでは、物事を上手く整理できませんし、円滑に進めることも出来ません。

頭の中にあることを紙に書き出すことで視覚化させ、それによって、物事を客観的に見たり冷静に考えたりすることができ、整理することができるようになります。

仕事が上手くいくために、手帳などを使っている人も多いかと思いますが、これも紙に書き出すことで目でしっかりと見て、自分を管理することが出来るからです。

映画などでも、初めからストーリーが全部分かってしまえば、ホラー映画でもそこまで怖くないように、ストレスを全部書き出すことで、冷静に物事を考えることができるようになります。

■紙とペンで、ストレスをなくす方法■

たとえば、今、ストレスを抱えているな…と思うことを、１０個ぐらい書き出してみて下さい。

ザクッとかんたんに、例を挙げてみます。

●●の仕事が上手くできない。
●●の仕事に対してやる気がでない。
職場の人間関係が上手くいかない。
夫が、妻が、自分の気持ちをわかってくれない。
親子関係がギクシャクしている。
なぜか分からないけど、モヤモヤして気持ちが前を向かない。
金銭面や仕事的に対する将来への不安。
病院の検査では異常はないけど体調が悪い。何か重い病気にかかっているのではないか？と不安。

…などなど、挙げたらキリがないですが、ストレスと感じていることを１０個紙に書き出してみて下さい。

そして、ストレスの大きさを「強大」「大」「中」「小」の４つに分けてみて下さい。

それぞれ４つのランクに分けて表にしてみると、自分を客観視できるようになり、今の自分がどのような状態なのか？が、とても分かりやすくなります。

ストレスと感じていることが、意外と大したことではない。と気づく。

このストレスをなくす方法を試してみて、実際に４つのランクに分けてストレスを書き出していくと、あることに気づくと思います。

それは、強いストレスと感じていたことが、実は、そんなに大したストレスではないこと。

上記の、ストレスをなくす方法で書き出した内容で言えば、たとえば、「強大」のランクには、病院の検査では異常はないけど体調が悪い。何か重い病気にかかっているおのではないか？と不安。これが入っている人も多いのではないでしょうか？

「８」は健康、つまり、生死にも関わってくるため、非常に大きなストレスになります。

一方、

●３．職場の人間関係が上手くいかない。
●４．夫が、妻が、自分の気持ちをわかってくれない。
●５．親子関係がギクシャクしている。

これらは大事なことですが、「８」に比べるとそこまで大したストレスではないことに気づくはずです。

そして、そのことに “気づく” ことができた瞬間、「３」「４」「５」のストレスはなくなる、あるいは、軽減されます。

「自分は、なんて小さなことでムシャクシャしていたんだ。」と。「こんな小さいことで、落ち込んだり、感情が乱れていたんだ。なんだか、馬鹿らしく思えてきた…。」などなど。

よく、山登りしててっぺんで景色を眺めたり、海に行って景色を眺めていると、気分も晴れて 「小さいことでクヨクヨ悩んでいたな… 」 と思ったこと、あるいは、聞いたことがあるかと思います。

それと同じように、小さなこと、些細なことでクヨクヨしたり、ムシャクシャしていた自分がばからしく思えるようになってくるんですね。

そうなってくると、もう気にならなくなってきて、ストレスがなくなる、軽くなります。

ストレスをなくす方法２

次に、「強大」「大」に書き込んだストレスを見て行きます。

もし仮にあなたが、「大」に１．●●の仕事が上手くできない。と書き込んでいたとします。

その後に、上記のストレスをなくす方法で書き込んだ「強大」、病院の検査では異常はないけど体調が悪い。何か重い病気にかかっているおのではないか？と不安。を見てみて下さい。

比べてみると、「大」のストレスもそこまで大したストレスでは無いことが見えてきます。

こうやって実際に、ストレスをなくす方法で紙に書き出し視覚化してあげると、小さなストレスはどんどん消えていく、あるいは、軽くなって行きます。

１０もあったストレスが、３個ぐらいまで減ると、それだけでも随分と楽になりますから、ぜひ、今回のストレスをなくす方法を試してみて欲しいと思います。

「面倒くさい」と思われるかも知れませんが、ご自身のためにもぜひやってみて下さい。

以上、紙とペンだけでストレスをなくす方法をお教えしました。
それでは、最後までお読み下さりありがとうございました。

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　>> 前回の記事「自律神経の整え方：手放すことも必要。」

金本博明