こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。
さて、今回は、ネガティブ感情は自律神経のみだれを招く理由について、お伝えいたします。
自律神経のみだれは、身体的なものもありますが、ネガティブ感情など精神的なものもあります。というのも、心も体もつながっているからです。
たとえば、疲労がたまったときも、免疫力が低下し風邪を引きやすくなったりもします。
一方、ストレスが溜まって心が疲弊している時も、免疫力が低下し風邪などを引きやすくなるように…。
このように、自律神経のみだれは、身体的・精神的なことが引き金となって起こります。
今回は精神的ことのうち、ネガティブ感情と自律神経のみだれの関係について、お送りいたします。
もしあなたが、心身の不調にお悩みで、かつ、ネガティブ思考であるならば、そのネガティブ思考が自律神経のみだれを招いている可能性もあります。
ネガティブな感情は自律神経のみだれを招くワケ。
私たちの心は、常に波のように揺れ動いています。
そして、何か嫌なこと、心配事が重なると私たちはネガティブな方向に、物事を考えたり、捉えたりしてしまいガチです。
一旦 ネガティブな方向に傾くと、前向きな気持ちに切り替えることが難しくなり、目の前の仕事や育児、家事に集中しにくくなります。
実は、これは自律神経のみだれが原因で、前向きな気持ちになりにくく、かつ、集中力も低下しているんですね。
医学的にも、気分が落ち込んだり、怒り、妬み、恨み、不安、恐怖。など、負の感情を抱いている時には、大きく自律神経のみだれが計測できている。と言われているホドです。
それだけ、心の感情は自律神経と密接に繋がっていると言えます。
そして、一旦 自律神経がみだれると、免疫力も低下し、心も体も病気になりやすくなり、自律神経失調症や うつ病など、心身の不調が現れてきます。
自律神経のみだれが起きると、体の中はどうなっているのか?
自律神経のみだれが起こると、血管は収縮し 血液の流れも悪くなります。
また、内臓の機能も低下しますから、ホルモンバランスも乱れ、肌や 毛髪の潤いもなくなり、肌荒れなどを起こす原因にもなります。
だからといって、自律神経のみだれは病院の検査機器では移りません。
そのため 「 ストレスでしょう 」「 疲労 」 など、ハッキリとした原因を特定できないまま、薬で症状を抑えるだけの対症療法が続いていくことになります。
自律神経のみだれが原因。というのを特定できないまま、薬でごまかし続けていると、心と体のバランスは更に乱れてしまい、病気になってしまう可能性も高くなります。
「 病院に行って検査しても異常がない。」
「 病院に行って検査しても原因が分からない。」
「 薬を飲んでいるのに、何となく調子が悪い。」
「 病院に行って検査しても原因が分からない。」
「 薬を飲んでいるのに、何となく調子が悪い。」
何をやってもかんばしくない…そんな状態が続いていくのです。
もしあなたも、このような状態に陥っているならば、自律神経のみだれが原因である可能性は高いと言えます。
口癖を変えて、ネガティブ感情をプラスに変える。
先ほど、自律神経のみだれはネガティブ感情も大きく関係している。
と書きましたが、実は、口癖を変えるだけでもプラスの感情に働きかけ、自律神経のみだれを改善することも可能です。
というのも、ネガティブな言葉は脳が作り出しているため、プラスの言葉に変えてあげるだけでも、脳はプラスに向かいます。
脳がプラスに向かえば、体は脳の指令を受けて活動するため、体もプラスの方向へと向かうのです。
つまり、自律神経のみだれを改善させることも可能になります。
■口癖を変えて自律神経のみだれを改善させるには?■
- 「 ありがとう 」 など 良い言葉を積極的に使う。
- ネガティブな言葉を発した時、すぐさまプラスの言葉に変えて言葉に出す。3.たとえば、「 これ出来るかな… 」 と思った瞬間、もしくは、言葉に出した瞬間に、「 オレ、私なら出来る!絶対にできる!」 と言葉に出して言う。
なれない内は、スグにネガティブな言葉が出てしまうと思いますが、日々上記のことを気を付けていくと、いつのまにかネガティブな言葉、感情が減っていることに気づくことができるはずです。
何はともあれ、まずは上記3つを意識して、今からでも実践してみて下さい。
以上、ネガティブ感情は自律神経のみだれを招く理由についてお伝えしました。
それでは、最後までお読み下さり ありがとうございました。
>> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法
>> 前回の記事「 体を冷やさない5つの生活習慣 」
金本 博明