一般社団法人日本実用外国語研究所(JIPFL) -3ページ目

一般社団法人日本実用外国語研究所(JIPFL)

~コンピューターでは評価することのできない「英語を使う力」を人間によって評価し、なおかつその人間の弱点である評価の属人性を合理的な範囲まで排除し、客観性と公正性を確保する革新的なテスト~SEACT: Survey of English As a Communication Toolの主催団体です。

前回の記事で、「英語を流暢に話せるようになりたい」というのは、
英語学習の目標として現実味に欠けるのではないかという
お話をしました。

流暢に英語を話すに至るまでの労力と、そのような流暢な英語を
維持するための労力が大きすぎるからというのがその理由でした。

そのあたりもう少し詳しくご説明したいと思います。
(話の核心に辿り着くまで少し時間がかかってしまいますが、
ご容赦ください。)

私の考えでは、英語学習は大きく分けて2つの方向性を持っています。
① 英語を介して教養・知識・情報を得るための英語学習
② 英語での対人コミュニケーション能力を獲得するための英語学習

まず、①についてですが、これが長年日本の学校英語教育で
重視されてきた考え方ではないかと思います。また学校という場を
離れても、例えば『タイム』誌を読む勉強法というのは
これにあたります。情報は文字で提供されるものが多いですから、
どうしても読解中心ということになります。とても「知的」な
英語学習法ですが、多くの人にとってモチベーションが続きにくい
という難点があります。

モチベーションの続きにくさの背景のひとつには、日本の「恵まれた」
情報環境があると思います。日本は現在1億2千万人超の人口を
抱えていることもあって出版・情報文化が進んでおり、
日本語さえ知っていればかなり高度なことまで学べる状況にあります。
英語で発信される情報をつぶさに知ることが必要な人というのは
限られていますから、多くの人にとっては「英語の雑誌や本を
読めればいいというのはわかってはいるが、そこまで頑張るのは
とても無理だなあ」というのが正直なところではないかと思います。

これはある意味、当たり前の反応だと私は思います。
人間なかなかそこまで頑張れるものではありません。逆に言えば、
日本語よりもずっと使用者数が少ない言語を母語としている人々は、
知的な情報に触れるために英語(や他のメジャー言語)を学ばざるを
得ないという事情があります。そうした人々にとって外国語を介して
教養・知識・情報を得ることは、日本人よりずっと切実な意味を
持っているはずです。なかなかそれと同じようには行きませんよね。

(ただ、そうはいうものの、これは英語教育(特に高等教育機関での
英語教育)の王道であってほしいと私は願っています。
やはり、日本語以外にも情報のチャンネルを持つというのは
大切なことですので。)

それに対して②は・・・(この続きは次回)
ロンドンオリンピック出場を目指すサッカーU-23日本代表が
マレーシアに4-0と快勝しました。

前回、出場権を争うシリアにまさかの惜敗。
首位の座を譲り暗雲立ち込める中での勝利は、
ロンドンオリンピック出場に向けて大きな弾みになったと思います。

勝ったことは勿論ですが、4点取れたことが大きかったですね。
シリアがその後の試合でバーレーンに負けたのは、
日本の4点差の勝利ででプレッシャーを感じたからかもしれません。

個人的なMVPは柏レイソルの酒井選手。
1点目のオーバーラップからの得点はお見事でしたし、
3点目のドリブルからのクロスはA代表でも十分通用する
出来だったと思います。

最終戦を残している状況で気が早いのですが、
このチームにイングランドでプレイする宮市選手、
ドイツで活躍中の香川選手が入ればますます楽しみになりますね。

3月14日の最終戦に注目したいと思います。
$ JIPFLブログ

皆さん、こんにちは。

JIPFLでは、すでに問題作成の段階に入っています。
その方法は、もちろん実験の意味もかねてスカイプを利用するというものです。

神奈川県に住む田代専務理事とランゲッジヴィレッジをつなぎ、LVスタッフを交えてすでに設定済みの問題が本当に機能するかどうかを実験しています。

昨日の議論では、大方いける!という光明を見出せたような有意義なものとなった気がしています。そして、その中で、もっともJIPFLらしい、この試験の要とも言える問題項目「概念説明問題」の存在意義についてもみなで再確認できたことが大きかったと思っています。

まだ、これからの研究で変更がなされるかもしれませんが、今のところこういったものです。

「面接官が、無数の日本語の漢字がかかれたパネルを選択し、それを受験者に見せる。そのパネルにはたとえば「経営」とあり、NGワード:management manage などが書かれており、受験者は面接官に対し、そのNGワードを使わずにその概念について説明する。そのとき、一方的な説明ではなく、面接官からいろいろな言葉を引き出したりしながら双方向でのやり取りを歓迎し、コミュニケーション能力を評価する」

そうです、まさにこの問題はSEACTテストの象徴的なものです。つまり、コミュニケーション能力は、特定の語彙を知っているかどうかにはほとんど関係がない。それがなくても、それより低いステージの語彙をつかって意味を伝えることができればコミュニケーションとしては完璧で、そのついでに必要であればその語彙を知っている人から引き出して自分のものにすればよいというもの。

こういうコミュニケーション理解に日本人全体がなっていけば、今よりずっと健康的な英語人口が増え、日本の国益にもかなうことは間違いないと考えるのです。

そんなことを考えながら今朝読売新聞を読んでいましたら『編集手帳』に、「日頃よく知っている事柄でも文章で説明するのは難しい。(中略)【すすり上げる】=息を吸って鼻汁を再び鼻へ入れる(中略) 簡にして要を得た表現の宝庫である辞書は有用この上ない」とありました。

まさに、SEACTテストは【すすり上げる】という語彙が分からなくても「鼻を吸って鼻汁を再び鼻へ入れる」と表現できた方には満点をあげられるような試験でありたいと思っています。
ネットが普及して様々な事が便利になったのは皆さんご存知の通りですが、
英語の学習環境もガラッと変わってきたように思います。

実際、今までは本やCDで発音を練習したり、ラジオでリスニングの練習をするのが主流でしたが、
facebook等のSNSや海外の方達と交流できるサイトを通じて勉強されている方が多いようです。

私の学生時代は上記のような交流サイトが未発達で殆どなかったこともありますが、
ゲーム好きと言う事もあり海外のオンラインゲームを通じて勉強していました。
辞書を片手にゲームをすると言う・・・、今では考えられないようなやり方ですが、
教科書では見たことの無いような表現をチャットを通じて沢山身に付けることができました。

今は学生時代ほど勉強する時間が取れませんが、英語を学べる便利なサイトが沢山ありますので
積極的に活用していきたいと思っています。

最近某所で見つけたページですが便利なのでご紹介させて頂きます。
これなら、帰宅後のちょっとした時間や休日に有効利用できそうですね。

http://blog.livedoor.jp/rapidhack/archives/2687481.html
外国語の会話力はおもしろいくらいすぐに錆びつきます。

私は5年ほど前に1年間イギリスに留学していましたが、
その頃の英会話力を仮に10とすると、いまは正直7くらいにまで
落ちているのではないかと思われます。

たまにネイティブの同僚と英語で話すと、言いたいことが
うまく表現できなかったり、使いたい表現がとっさに
出てこなかったりします。

以前は言えたはずのことが言えないというのは
もどかしいものです。ただこれは、しばらく車を運転しないと
乗るのが怖くなるのと同じで、仕方のないことでもあるのです。

よく、英語を「ぺらぺら」と喋れるようになりたいという
希望を聞きます。「ぺらぺら」というのは「流暢」という
くらいの意味だと思いますが、流暢に英語を話すのも
大変なことなら、それを維持するのも大変なことです。
理想としては素晴らしいのですが、実際の目標としては
現実味に欠けるのではないか。英語が流暢ではない私は
正直そう思います。

では、現実的に考えてどのあたりを目標に据えたら
よいのでしょう・・・(この続きは次回)






大阪都構想で注目されている、橋下市長の政治手法に注目しています。

なぜ注目しているか・・・、
それは政治家には珍しく、ビジネスライクな手法を取っており、
一人のビジネスマンとして賛同できる部分が多いからです。

とにかく目標ができたら行動を起こしてみる。
細かい部分は、実際やりながら調整していき目標に近づけていく手法です。

新しいことを始める場合、どうしてもついて来るのがリスクです。
私のまわりでも、リスクを考えて実施されなかったことが多々あります。

また、新しいことを実施しようとすると、少なからず批判されるものです。
今まで誰もやらなかったことですから仕方がない事なのでしょう。

JIPFLもまさに同じです。
日本人の英語に対する認識を健全なものにするという目標を掲げ、
SEACTテストの実現に向けて行動を起こしました。

リスクを恐れずTry and Errorを重ね、目標を達成すべく
努力していきたいと思います。

暖かく見守って下さい。
皆さん、こんにちは。

先日、2012年1月25日(奇しくも、私の誕生日でした)に都内某所にてJIPFLの記念すべき第一回理事会が開催されました。

内容的には、設立が無事に完了した報告と、これから一年の研究の計画についての詳細を理事の皆さんに説明申し上げ、了承をいただきました。

私が、SEACTテストのような試験の必要性を感じ、それを実現するためのJIPFLの立ち上げを発起して、その考えに賛同してくれて理事として皆さんに集まってもらったわけですが、この理事会の席でもいろいろな方から、時間を追うごとにその必要性は増していると実感しているという意見が相次ぎました。

当初はSEACTテストの実現の可否を検討することから研究を始めるということで発足したJIPFLですが、第一回理事会にして、「実現を絶対にするんだ!」という気持ちを全員が共有した感じがしました。

そんなわけで、今後はあくまでもSEACTテスト実現を大前提に個別具体的な研究を進めていくということになっております。何とか、今年中には、「試験の形」が完成できるような計画を立てます。

がんばっていきます!

JIPFLの事務局長を務めることになりましたMr.Sと申します。
訳あってイニシャル表記になってますがご容赦下さい。

当ブログを担当している理事の方達とは違い、
現在は英語と全く関連のない仕事をしておりますが、
大学は英文科を専攻しておりましたし、
英字新聞に関わる仕事をしていた時期があります。

よって、JIPFLの取り組みには人一倍興味を持っている一人です。

JIPFLが考える英語力測定方法の矛盾・・・。
身近な所では、私の父が良いケースかもしれません。

私の父は、若い頃から英語が好きでNHKのラジオや海外旅行等を通じて、
英会話の勉強に力を入れてきました。
私よりも遥かに英会話力がありますし、海外での生活も問題ないレベルです。

しかしながら、昨年受けたTOEICの点数は400点台でした・・・。
400点台だと英語を必要とする日本の企業はどこも採用しないでしょう。
少なくても600点は超えていないと厳しいのが現状です。

JIPFLの取り組みがこのような矛盾を解決することを信じて、
励んでいきたいと思っております。

今後とも宜しくお願いします。
JIPFLの理事の(うちの一人の)田代と申します。
都内の大学の英文学科で、英文学や英語を教えています。

英文学科というのは教員にとって幸せな空間です。

学生の多くが英語に強い関心を抱いていて、
たまに英語の勉強にうんざりすることはあっても
「そもそもなぜ私は英語を学ぶのか?」
という問いかけを(ふつうは)してきません。

それぞれ自分なりの答えを見つけた上で、
英文学科に在籍しているからです。

「英語を使う職業に就きたいから」
「イギリスの文化が好きだから」
「学校の英語の成績がよくて自信を持ったから」

三者三様の学びの動機があることでしょう。

ただ、これはほんの限られた世界の話。
英語というと学びの動機どころではなく、
ゴキブリや蛇のように嫌いという人もいるはずです。

英語教員というのは(私も含めてですが)
自分がずっと英語好きでやってきているので、
英語嫌いの気持ちが正直あまりわからないもの
なのかもしれません。

そんな自分の鈍感さを反省する気持ちで、
さまざまな角度から英語に関する記事を
書いていくつもりでいます。

それがいずれ何らかの形でJIPFLの主張と
共鳴していくことだろうと思います。

はじめまして。


私は、(社)日本実用外国語研究所 理事長の秋山昌広と申します。と言いましても、社団設立は2012 1/13なので正確には、予定者ということになりますが。


現在の立場は、日本で唯一の常時稼動型合宿制語学学校ランゲッジヴィレッジ(LV)の代表をしております。



私は、いままでその立場で、TOEICの不完全性を指摘し続けてきました。


TOEICで900点の人より600点の人の方が会話が弾んでいる。このような光景はLVでは、決して珍しいことではありません。


ですから、LVでのレッスンのレベル分けにTOEICをしようとするとかならずといっていいほど、変更を伴います。


それなのにも関わらず、日本では企業をはじめとしていろいろな組織が、構成員の英語力評価の事実上唯一の基準として使用しているのが現状です。


TOEICに限らずTOEFLや英検といった一般的な語学力テストはその実施に際して、一度に大量の受験者の語学力を極力低コストで実施することができます。


しかし、そのような試験によって評価可能なのは、listening, reading, writingという分野に限定されてしまいます。


ところが、組織が本当に評価を求めている社員の能力分野はほとんどの場合、『使える英語力』すなわちスピーキング力です。


現在ではそれに特化した試験が存在していないことから、企業としては、TOEICにおいてlistening, reading, writingの分野ができるのであれば、当然、スピーキングもできるであろうという仮説に基づいて判定をせざるを得ないということだと思います。


そもそも、理想的な試験がないことから、机上の試験が不向きなコミュニケーション能力の評価を、無理に活用しようとしていることころに問題があるのです。


このようなことから、特にビジネスマンなど、英語をはじめから道具として活用しなければならない宿命にある方に対してはTOEICの受験に夢中になることはほとんど意味がないと訴え続けてきました。


しかし、現在のところ、TOEICが事実上唯一の英語の評価基準として存在しており、他に選択肢がない以上、それならどうしたらいいの?というのが正直な反応だとは思います。


まさに、批判するなら代替案を出せ!です。


今年でLVの事業を始めて8年になろうとしています。その中で、「道具」としての英語とはどういうことなのか、そしてその力の源泉とは何なのかをずっと考えてきた8年だったと思っています。


その中で、本当に必要とされている「英語力」のイメージをおぼろげながら頭の中に作り上げてきました。それをこのたび、おぼろげではなく、明確にそして具体的に研究し、その「英語力」を測定できるようにしたいと思い当社団法人を設立することにしました。


このことは、LVという営利企業での活動の中で必要性を感じたものですが、私はその解決をLVとしての活動によって行うことは難しいと考えました。この必要性は、もはや社会全体のものとして存在しており、一企業の事業として対応するには明らかに力不足だと思ったからです。


この大きな社会問題を解決するためには、世の中に散在する「知恵」「労力」「創造性」を結集する必要があります。その結果、営利を目的としない純粋な形でこの社会問題に当たることのできる社団法人という形を選択したわけです。


今やろうとしていることは非常に困難なことであると自覚しています。ですから、まずはその目的を達成するためのツールを作ることができるかどうかの研究からはじめます。誰もやったことのないことですから、研究の結果、「不可能」という結論が出る可能性もゼロだとは言い切れないかもしれません。


しかし、現在集まった理事たちには「可能」という確信があります。その確信を元にこれからの活動を行っていく所存です。ですので、その理事たちの普段考えていること、活動の様子、などをこのブログでつづっていくことで、その進捗状況を皆さんにお伝えすることにもつながるかと思っています。


ぜひ、お付き合いをいただければと思います。


なお、オフィシャルサイトの公開は、新年明けてからの社団設立後となりますが、準備段階としてfacebook pageを立ち上げましたのでこちらもぜひご覧ください。


http://www.facebook.com/jipfl


それでは、長いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。


JIPFLのブログ