
皆さん、こんにちは。
JIPFLでは、すでに問題作成の段階に入っています。
その方法は、もちろん実験の意味もかねてスカイプを利用するというものです。
神奈川県に住む田代専務理事とランゲッジヴィレッジをつなぎ、LVスタッフを交えてすでに設定済みの問題が本当に機能するかどうかを実験しています。
昨日の議論では、大方いける!という光明を見出せたような有意義なものとなった気がしています。そして、その中で、もっともJIPFLらしい、この試験の要とも言える問題項目「概念説明問題」の存在意義についてもみなで再確認できたことが大きかったと思っています。
まだ、これからの研究で変更がなされるかもしれませんが、今のところこういったものです。
「面接官が、無数の日本語の漢字がかかれたパネルを選択し、それを受験者に見せる。そのパネルにはたとえば「経営」とあり、NGワード:management manage などが書かれており、受験者は面接官に対し、そのNGワードを使わずにその概念について説明する。そのとき、一方的な説明ではなく、面接官からいろいろな言葉を引き出したりしながら双方向でのやり取りを歓迎し、コミュニケーション能力を評価する」
そうです、まさにこの問題はSEACTテストの象徴的なものです。つまり、コミュニケーション能力は、特定の語彙を知っているかどうかにはほとんど関係がない。それがなくても、それより低いステージの語彙をつかって意味を伝えることができればコミュニケーションとしては完璧で、そのついでに必要であればその語彙を知っている人から引き出して自分のものにすればよいというもの。
こういうコミュニケーション理解に日本人全体がなっていけば、今よりずっと健康的な英語人口が増え、日本の国益にもかなうことは間違いないと考えるのです。
そんなことを考えながら今朝読売新聞を読んでいましたら『編集手帳』に、「日頃よく知っている事柄でも文章で説明するのは難しい。(中略)【すすり上げる】=息を吸って鼻汁を再び鼻へ入れる(中略) 簡にして要を得た表現の宝庫である辞書は有用この上ない」とありました。
まさに、SEACTテストは【すすり上げる】という語彙が分からなくても「鼻を吸って鼻汁を再び鼻へ入れる」と表現できた方には満点をあげられるような試験でありたいと思っています。