不倫発生後に人生が破壊されることの意味 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

私たちはみんな各自が自分の人生を生きていきます。この時、すべての各個人は自分自身の幸福、人間関係の幸福、物質的価値の幸福のために努力をします。

不倫発生後に、人生が破壊されるということの意味は、この自分自身の幸福、人間関係の幸福、物質的価値の幸福3つが全て破壊され、他人たちの人生の3つの幸福も破壊することを意味します。



不倫をした当事者はすでに重度心理障害の関係依存が発生していたり、さらに悪化している状態だと憤怒調節障害またはヒステリーにまで至っておりとても深刻な心理状態です。このような心理障害はすでに自分の人生を自ら破壊したあと、自分と人間関係にある人たちの人生までを破壊する心理疾病です。

つまり、まずは自分と不倫相手の人生を破壊しているところでおり、自分にストレスを与える人は、その人が誰であれその人の人生までもを破壊しているところです。

また、夫や妻の不倫を知った相手配偶者は、息ができないくらいの大変な苦痛を経験することになりますが、この外傷トラウマの苦痛はまさに自分の人生全体が破壊されたと感じて発生する苦痛です。ところがこの外傷トラウマの苦痛は、自分のの人生を回復できる健康な心が完全に破壊されると、本人はもう苦痛を感じなくなります。それで外傷トラウマが発生した人は自分が楽になるためには自分の人生を破壊しなければならず、自分の人生を破壊することに妨害となる子供たちと家族の人生まで破壊していきます。

その後は自信をもって楽しい気分だけをもって生きていき、自分の楽しさのためには容赦なく周りの人たちを破壊するようになります。

このように自分と他人の自分自身の幸福、人間関係の幸福、物質的価値の幸福、3つを破壊して消滅していけばいくほど自分は幸せだと錯覚の中で生きていくのが不倫発生後の人生破壊の意味です。



まず第一に、自分自身の破壊です。

自分の性こころでは強力な㊀性エネルギーが生成され、異常性欲、セックス欲求、快楽追求欲求など、数多くの様々な欲求が生じて、この欲求を満たすためだけに生きていきます。自分の欲求を満たすための人生を生きていくと、自分の心は心理習慣に問題が発生して、心理が悪化するしていくほど本人は楽で楽しい気分を感じるようになります。その結果、心は死んでしまうことになりもう苦痛を感じません。また、身体にも問題が発生して機能上の問題、疾患、精神疾患が発生するようになります。

第二に、人間関係の破壊です。

自分が生きる意味の対象のところに変な対象を入れることで、意味関係、目的関係、家族関係がごちゃごちゃになります。それで最終的には、最も大切な意味関係を喪失することになります。多くの場合、自分の生きる意味の対象である意味関係は子供たちであり、これは子供たちに対する意味を失うということです。

また、このように人間関係がごちゃごちゃになる過程で、自分が信頼していた人間関係を喪失することになります。一度人間関係が変化すると元の状態への回復が不可能です。 結局、自分の大切な意味関係と家族関係を破壊して失うことになります。

第三に物質的価値の破壊です。

自分が所有した価値と価値追求のすべては不倫とセックス快楽に利用することになりますが、ひいては他人が所有する価値までもを利用します。自分が他人の価値を利用すると犯罪の加害者になり、逆に他人が自分を利用すると犯罪の被害者になります。 このように破滅していくのです。

このように自分の人生を破壊し、他人の人生を破壊することが不倫する当事者と不倫によって苦痛を経験する人たちがこれから生きていく人生です。

自分がどっちに該当するのであれ、直ちに自分だけでも先にこころ治療を始めなければなりません。そうしてこそそれ以上の破壊を止め、すでに破壊されたものは回復をして周りの人たちと共に幸せに生きていけるようになります。また、このように自分が治療をはじめてこそ、破壊作業を続けている配偶者を止められ、彼らに回復の機会を与えることもできるようになります。