セックスライティングの概念とセックスライティングが可能な理由 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

今日はセックスにおいてガスライティングをすることを

セックスライティングと名付けて、

それについてはっきりと言いたいと思います。

セックスライティングに関する話は多少長くなりますので、

動画を3編に分けて話していきますが、

今日の動画では基本的にセックスライティングが

実際にどのようなメカニズムによるものか、

その概念とセックスライティングが可能な理由について

お話ししたいと思います。



セックスにおいてガスライティングをするということは、

男性が自分が望むセックスを相手に強要して、

それを受け入れないとまるで相手がおかしい人であるかのように

継続的に相手を圧迫する状況のことを指します。

普通は女性が平均以下にセックスについてあまりにも知らない場合、

男性があれこれ要求しながら性行為の範囲を

広げていくことはありますが、

セックスライティングをするということは、

そのような一般的なレベルのことではありません。

一般的でない変態的なセックスを

単純に相手に求めるという次元を越して、

非難と脅迫などを含め相手を懐柔しようとすることを意味しますが、

この時変態的なセックス自体が誤っているというわけではありません。

変態的なセックスは一般的ではない

変形された形態のセックスを意味するものですが、

セックスの形態は決まったものがないために、

変態的なセックスそのものが異常だ、正常だと論じはなりません。

ただ、この変態的なセックスがひたすら快楽に目的がある場合、

男性と女性の双方に途方もないダメージを与えることになるので、

必ずその裏で変態的セックスが

どんな作用をしているのかを知らなければならず、

男性も女性も変態的セックスをポジティブなエネルギーとして

活用する能力を備えてから試みなければならないのです。

本題に戻り、セックスライティングは必ず

男性には重度心理障害と性機能障害、

そしてそれによるセックス快楽欲求によって現れる現象です。

セックスライティングを受ける女性側については

別の動画で扱うことにしますが、

女性はいかなる場合でもセックスライティングについて

愛と結び付けて考えては決してなりません。

セックスライティングをする男性は、

相手女性に対する愛のかけらも存在せず、

一般的な心理状態でもありません。

ただ、男性自身のセックス快楽欲求を満たすために、

相手女性を快楽の道具として扱っているだけです。

普通の男性がセックスをする状況では、

いくら男性がセックスをリードしているにしても、

軽々しく相手女性に対して自分のセックスファンタジーを

話すことは容易ではありません。

男性自身も自分のセックスファンタジーによって

誤解されることを恐れ、何よりも愛する女性を

ひたすら自分の欲求を解消する対象としては

見ていないからです。男性の純粋な情熱は常に

「相手のために自分が何かをしてその相手が幸せそうな反応」を

感じようとするものです。また、男性の純粋な愛は

「相手を守り保護すること」です。

ですから、たとえ自分がやってみたいセックスがあるとしても

容易に言えなかったり、長時間相手と信頼を築いてから

説得を続けたり、諦めたりを繰り返すのが普通です。

そしてこれが正常です。セックスではなく、

日常の中でも自分の幸福が相手の幸福に反するときは

折衷するのが当然です。


ところが自分の思い通りに従わない女性に対して怒ったり、

うぶ扱いをしながらガスライティングをするということは、

その男性にとって相手女性は尊重する対象ではないという意味です。

それでも男性は「愛しているのにそれもできないのか、

俺だけが気持ちよくなるためではない、

君もとても気持ちよくなれる」と言います。

これを別の言葉では「性犯罪」と呼びます。

セックスライティングを受けた女性の心は、

性犯罪被害に遭った女性の心と同じ作用をするからです。

そしてさらに重要なことはセックスライティングをする男性の心も

やはり性犯罪加害者の心と同じ作用をしています。



しかし、このようなセックスライティングによって、

女性は結局男性が望む欲求に合わせてあげるしかありません。

その理由は二つあります。

第一に、女性はセックスを愛の手段として認識しています。

つまり、セックスは快楽のためにするものではなく、

相手を愛しているから、あるいは愛されたいからするものです。

したがって、その男性との愛の関係を継続するためには

男性の欲求を受け入れるしかありません。

この時、場合によっては女性側に発生する心の傷は

性暴力トラウマに匹敵します。心の傷が大きくなればなるほど

女性はその男性にもっと依存するようになり、

ますます男性が言うことをよく聞くようになり、

この過程を経て変態的セックスの水位は高くなっていきます。

第二に、女性の性こころは

自分に慣れた性情報だけを受け入れるように作られています。

この言葉の意味は、女性は経験したことのない

慣れていない性行動を要求されると、

女性はそれを受け入れられずに拒否するという意味です。

しかし、女性が次第にその性行動に慣れていくと、

女性はその性行動をとおして体と心で快楽を感じるようになります。

さらに、女性の心で愛する男性のためなら

相手男性が見ている前で他の男性と性行動をしても

それを良いと感じます。もちろん、この時意識で良いと感じることは

本当の愛と幸福ではなく、無意識ではものすごい傷が作用して

無意識の傷を意識では良いと錯覚して感じる現象です。

 
これら 2つの理由から女性は相手男性の

セックスライティングに従うことになります。結局のところ、

男性は自分のセックス快楽のために

セックスライティングをするのであり、

女性はそのすべてを愛だと認識して、相手男性に依存するために

セックスライティングに応じているということになります。

この時、女性の体と心と性が全て破壊されていきますが、

興味深いのはセックスライティングをする男性の体と心、性は

すでに完全に破壊された状態であり、

高水位のセックスが進むにつれもっともっと破壊されていきます。

男性はセックスにおいて自分の体と心と性が破壊されていればいるほど

それを意識では快楽として感じるようになります。

体と心、性が破壊されるということは、

性に対するすべてのものが歪んでいるため、

心の心理障害が発生して精神病症に至る順に進んでいき、

体が破壊されるということは、

小さな身体化現象から始まって性機能障害が発生し、

ついに死亡に至ることもあり得るという意味です。

心だけが破壊された場合、人間性を完全に喪失して

動物のように生きていくという意味であり、

体が死んだら完全に死亡に至ります。

もちろん、すでにセックスライティングをしている男性たちは

セックス快楽と関連するものでなければ、関心もなく

反感を持つことになるでしょう。

相手女性が破壊されるか否かもどうでもいいことだと思います。

しかしセックスライティングをするくらいに

セックス快楽を追い求めながら異常なセックスをしている男性なら、

まず自分自身が死に向かっているということを覚えておいてください。

それでは次回の動画ではセックスライティングをしている男性が

どのようなメカニズムで死に向かっているのかについて

見てみることにします。