【治療体験談】幸せになれる武器 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

周期的に治療体験談を書くと治療の速度が速くなるという話を聞いても、

なかなか書けずにいました。

 

私だけが感じていることなのでしょうか。

上手くしているのか分からなくなるときもあり、今何をしているのか分からなくなるときもあり、何も考えられなくなって生きている意味が分からなくなるときもあり、表情は笑顔をつくっていても中では怒りが爆発しているときもあり、落ち葉を見ながら青い空を見ながらすべてが有難く思えてこれが幸せかと思うときもあり、自分でも自分の心がまったく分かりません。

 

 

そんなときは、何も考えずに治療課題に集中しているといつかは分かる日がくると言われたことを思い出して、ただ課題を頑張らなきゃと思います。

 

でも一つだけ明確に分かることがあります。それは私が懸命に生きてきたことは確かでも、2度と同じ人生は生きたくない、いや生きないということです。

 

自分と他人を幸せにできる能力をつくる方法を知っているのに、それを拒否して不幸な人生の方向に進む理由はないのです。

 

どこで聞いた話かは分かりませんが、

「自分に勝てない苦痛が自分を成熟にする」という話を思い出して、

再び苦痛の記憶が私を支配しようとするときは、鏡を見て笑顔で言います。「消えろ!私のほうが強いんだから」

 

まだ私の心が負けたと思うときもたくさんありますが、

死にそうな苦痛にも生きていたのに、

幸福になれる武器をもっているのに苦痛を感じる人生を生きるほど愚かなことがないでしょうね。

 

本当に体験談を書いていると心が強くなり感じです。5分後にまた落ち込むかも知れませんが…武器があるから戦わないとね!