女性の性こころと性機能 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

女性の性こころでは性無意識で性情報を性認識をして性気分を生成します。この性気分は身体に一時的に影響を与えます。それで性認識されたのが1であれば身体でも一時的に1だけを感じることになります。

 

性こころにおいて感覚器官をとおして性認識するとき性無意識がはたらき、性無意識によって性気分が生成されます。このとき性気分は良い性気分と悪い性気分である性ストレスに区分することができます。性認識が1入ってくると身体に1の影響を与え、性ストレスはその場で除去して性傷をつくることはしません。女性は性傷を性記憶せず、性情報だけを性記憶します。それで女性は性認識されるとき感覚器官が良くないと身体に1の影響を与えるだけで、この性ストレスを性傷として性記憶しないため身体に与える影響はほぼありません。

 

性こころで性認識をするとき心の認識が同時にはたらきます。認識と性認識は常に同時にはたらいています。傷を誘発するこころ情報が認識されると意識においては傷を感じます。性認識によって性情報が性記憶され、心の意識によってこころ情報が記憶されます。

 

性意識では性記憶された性情報だけを意識で自覚しますが、心の無意識では傷を治療しようとし、意識では傷が自覚する。それで性情報と傷が同時に自覚されることになります。つまり性認識された性情報を傷だと認識するのです。

 

傷は性認識されるとき性情報によって感じるのではなく、意識の感情によって感じるものです。それで女性は傷で苦しんでいるとき性情報を性認識すると、性情報を性表現することを拒み身体の興奮も起こりません。

 

つまり、性情報に対する性的な感情は性こころにおいてはたらく感情ではなく、心においてはたらく感情です。それで女性は心に入ってくる認識が重要な役割をし、性情報はそれほど重要ではありません。意識において良くないと感じると性情報も良くないものとして感じられます。

 

また認識と性認識されるときは身体の感覚器官が作用します。性情報が性認識され、感覚器官が作用するときに意識において良くない感じを受けると、性認識の性情報も良くないものとして感じます。したがって相手の男性から性情報が流入されるとき、女性に良くない気分が誘発されると、性情報に関連する性機能が良くなることはありません。

 

女性は心の認識が良い方向にはたらいてこそ性情報を性認識するとき感覚器官も良くなります。つまり女性の性こころは性機能とつながっているものではありません。男性の場合は性傷が性機能と直結しますが、女性の性こころと性機能とは関係がありません。性こころと性機能がつながるのではなく、心と性機能がつながっているからです。

 

女性にとって性こころがはたらく理由は、性意識が性情報を性表現するとき、心の無意識が同時にはたらきますが、このとき心の無意識は傷を治療しようとします。この心の傷を治療する役割をするのが性こころであります。

 

性記憶に性情報がある女性とない女性には違いがあります。女性に性情報が性記憶されていないと性意識で性情報を自覚することもできず、心の無意識も作用しません。また女性は性意識がはたらくとき性記憶された性情報を性表現して心を治療する役割をします。しかし男性は性傷が性機能に直接影響を与えます。

 

それで男性は、性こころのために心が存在し、女性は心のために性こころが存在すると見ることができます。女性にとって性こころは性機能に影響を与えずに、心に影響を与えるのです。

 

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