言いたい事も言えないこんな世の中じゃあ…





今日はソリマチよろしく
『毒の日』。
週に二日しかないバイトです。

『河豚』って字体がいつまでたってもおかしく見える事は内緒です


銀の戦車(本当はカゴの外れた可哀相な黒のママチャリ)を、店の横に停めて出勤

『おはよーございまーす』

タイムカードをおすとほぼ同時に店長が

『はいおはよう。お前イナズマ・イレブンのファイヤー買えよ』

なんですか突然www

『ブリザードだけじゃあカオスをゲットできないんだよ。ファイヤーと通信しないと…』

いや~…確かに私はなかなか幅広く知ってるつもりではいますが…イナズマ・イレブンはちょっとwww

『えへへスイヤセン私それよく知らないですサッカーなのはわかりますがフヒヒ』

『知らなくていいから買えよ』

『強引なお方ね、残念ながら私、DS持っとらんです』

『じゃあDS買いなよ』

…店長、今までアナタそうやって何人の女性を落城させてきたので?
強引すぎるわ
強引よ
強引だぞォォォ!

『小学生の娘さんに頼めばいいじゃないですか、クラスメートと通信してきてーって』

『あぁ…それいいな』

あっさりwww

『きっとそれがキッカケでボーイフレンドですよ。テトラポット鬼登りですよ』

『…………お前買え』

しまったwww
親心www

『次の出勤までにイナズマ・イレブンなファイヤーだぞファイヤー』

…店長、今までアナタそうやって何人の女性を落城させてきたので?
少年すぎるわ
少年よ
少年だぞォォォ!



などとハートフルな店長とやいのやいのしつつ制服へ

三角巾のスキマから出た結んだ頭髪をジョリンぽくしている事は内緒です


着替えるやいなや、すぐに3番テーブルにオーダー取りに行けとのボスからの命令が


『お待たせしましたごちゅもんどぞー』
…噛んだwww

顔をじっ…と見られた後、名札をガン見のコンボ

私日本人です(-_-;)

『お嬢ちゃん国はどこ?』

『……青森です。石川さゆりさんでお馴染みの青森です、』

『…そっかぁ!』

間が痛いwww
てかなんで異国扱い…
ひどいっ
ひどいわッ
店長ぉ~お客さんが…お客さんがァァァ~!


『お客『様』!』

『失礼しやした(T_T)』

『きっとイタリア人に見えたんだよ』

…店長…アナタそうやって何人の女性を落城させてきたの?
嬉しすぎるわ!
嬉しいよ!
嬉しいぞぉォォォ!


『私今日から『ブチャラ子ー』って名乗りますね!』


『…いいから早く働け』

まぁ!つれないお方。


厨房に入り、洗い物をしていると主任(織田裕二似)が。

『お前イタリア人に間違えられたんだって?』

もう広まっとるwww

『えへへ~そうなんですよ~イタリアっぽくてサーセンイヒヒ』

『顔色悪いもんな』

関係なくね!?それ関係なくね!?

『いやいや、今日も絶好調ですぜ』

『イタリアだとアレだな、オスカルだな』

www

『オスカルいいですね~でもアンドレ派ですサーセンw』

『おお、そうかあはは、いや~昨日さぁベルばらで4万勝ってさ~』

『パチンコですか、サーセンわかんねーですフヒヒ』

『そーいえば来週駅前店が桃太郎侍出るってよ』

イタリアの『イ』の字も消えてるしwww

『そーですかそーですか、あ!4万勝ったならそれでイナズマ・イレブン買いましょうよ!』

『あー?…それはお前、アレだよお前の仕事だよ』

『仕事!』

店長の少年な欲求を仕事扱いですかwww
…主任、今までアナタそうやって何人の女性を落城させてきたので?
仕事と私どっちが大事なの!?
店長と4万どっちが大事なの!?
ベルばらはフランスだぞォォォー!!


などと真面目かつお茶目な主任とやいのやいのしているとボスから新たな命令が

『おい、指名入ったぞ』

『指名!?』

…え…ここ何屋さん?
それとも河豚なの?
私河豚なの!?


恐る恐る指名されたテーブルへ

すると

『おーお嬢ちゃん会いたかったよー』


常連のオジサマ、なんか私が嫁にいった娘に似ているらしい

『あらあらいらっしゃいませぇ!』


『相変わらず元気だねー』

『えへへ~それしか取り柄ないですからフヒヒ』

『来週よー娘の誕生日なんだ~何がいいかなー』

『そーですか!おめでとうございます!娘さんおいくつですか?』

『来週で32だなー』

…32の娘さんに似てる未成年の異国人www

『あははーそーですかあはは』

『ちなみにお嬢ちゃん今何か欲しいものある?』

4部の花札とスタンド能力…

『んー特にないですサーセン役に立てなくて』

『えー?なんもない事はないでしょー?』

『あえて言うならDSのイナズマ・イレブンですかね』

『おー、ゲームボーイか!娘もゲームボーイ好きだったなー』

いや…ちょ…古www

『そーですか~えへへ~じゃあ自分仕事戻りますんでー』

『おー。ガハハー』


スゴ味を感じるお客様と談笑した後、厨房に戻ると店長が

『お前あの人と仲いいんだ?』

『いや~仲いいと言うか何と言うか』

『あの人には甘えとけ、さりげなく欲しいもの言えばプレゼントしてくれるから』

…なん…だ…と?
…オジサマ、今までアナタそうやって何人の女性を落城させてきたので?
花札って伝えるべき?
イナズマ・イレブンのフラグ立った!?
まさかゲームボーイかァァァ!






後日、イナズマ・イレブンを頂きましたwww


『店長!イナズマ・イレブンをゲットしたのでDS買ってください!』


『それ俺の持ってるブリザードだから駄目』





オジサマには御礼にクッキー焼いときました
ちゃんちゃん♪
~前回までのあらすじ~



奴の名はデューク東郷
奴の後ろには立つな
命が惜しければな…




私のターン!
『霧状の消毒』を攻撃表示!
場にトラップカードを一枚伏せて、ターンエンドだ!

『G』のターン!
『氷結の結界(冷蔵庫)』発動!
そして姿は見えなくなる!

私のターン!
『ちょっとA子どーしよう…』

A子『確実にエタノールは効いてないよね』

B子『他に何かないの?』

私『……洗剤?』

B子『あー…いいかも』

私『ちょっとお風呂の洗剤取ってくるから見張っててよ!』


…洗剤洗剤…これか、
『カビキラー』!!

ドドドド…
排除する!と心で思ったら…その時スデにその行動は終わっているんだッッッ!
『逆グリーンデイ』!
…いや

『カビキラークイーン』
ビシィッッッ!

ドドドド…


私『大丈夫??出てきてない?』

A子『うん、まだ冷蔵庫の裏…』

私『ならば好都合!このまま『カビキラークイーン』の攻撃をお見舞いしてやるぜ!』

A子『楽しそうだね』

私『いけ!第1の噴射!』

A子にカビキラーを渡す私


A子『え!?私!?』

私『ささ、今の内に』

A子『えっちょっと待っ…』

B子『こっちの隙間からいっちゃえば?』


しぶしぶ従うA子

しゅっ

…ガサササ


私『なはー!』

A子『アンタびびり過ぎ』

私『だって怖いんだもん…』


しゅっしゅっ

ガササササササ!
びちびちッッッ


A子『どわぁっ!』


ガサササブワァァー!


『G』のターン!
トラップカード発動!
『タワー・オブ・グレー』!!


飛んでいるッッッ!
飛行型スタンドwww
ボラーレボラーレ


三人の悲鳴むしろ絶叫の中換気扇の横に着陸するタワー・オブ・グレー

固まる三人


A子『効いてる…って事だよね…』

B子『でも今またやったらこっち飛んでくるよ…』

私『やだ!絶対やだ!』


羽根が微妙にはみ出してる『G』

すさまじい恐怖!
もうどれくらいすさまじいかってそれはそれはすさまじいのだ。
すさまじいのだ!テテン!

A子『どーしよう…ちょ、もう一回お姉さんに電話しなよ』

私『えー?お姉ちゃん話聞かない…』

B子『他に誰かいないの?』

私『…あ!』


『お兄さん』
ジョジョオタ友達のお兄さん。
そのオタクっぷりはジョジョだけにとどまらず、なんかもうすさまじいのだ!テテン!

B子『誰かいた?』

私『うん!…トルル…トゥルルル』

ガチャ

私『も…』
お兄さん『もしもしドッピオです』

さすがwww

私『兄貴ィィィ助けてくれよ兄貴ィィィ!!』

お兄さん『どぉぉしたぁぁーペッシィ~』

なんてノリいいのwww

私『大変です、『G』が…』

お兄さん『ダースべーダーか。』

私『今換気扇の所に…』

お兄さん『武器は?』

私『エタノールとカビキラーが』

お兄さん『…ゴキジェット的なのはないんか?』

私『ないですどうしたらいいですか?』

お兄さん『進むべき道は二つ…』

私『生きて選ばれる道か』

お兄さん『さもなくば死の…じゃなくて、そうだな…鍋でもヤカンでもいいからお湯沸かしな』

私『お湯沸かしてーー!』

お兄さん『うるせぇよ』

私『すいませんッ…でどうすればいいですかボス!』

A子『お湯ってなにで』

私『鍋がそこにあるから!』

お兄さん『沸いたらかけろ』

私『あ、やっぱり?』

お兄さん『熱いから気をつけてね』


A子が鍋に火をかける


私『お湯が沸くまでは?』

お兄さん『見張ってなよ、お湯だと一撃だから』

私『さっきボラーレされました』

お兄さん『なかなかレアだな、てかエタノール効かないだろ』

私『はい…ぴんぴんしとります、お湯かけてボラーレしないですか?』

お兄さん『しっかりかければ一撃だよ、ゴキジェットより効く』

私『怖い…お兄さん来てくださいよ』

お兄さん『ダッシュでそこまで2時間かかるけど?』

私『…』

お兄さん『…』

私『兄貴ィィィ』

お兄さん『どぉぉしたぁぁペッッッッシィ~~』

www


私『上めがけてかけるんですか?火傷…』

お兄さん『仗助は今…右上にいる…あと3メートル…』

www


B子『あっ!』


そして『G』は動き出す

私『ぎゃああああ!』

A子『カビキラー!』


ぼと

ガササササササ

『キャー』
『うわっやだやだやだやだ!』

ガサササ

『氷結の結界』!
再び冷蔵庫の裏へ!


あー…

私『どうしようお兄さん冷蔵庫の裏に行っちゃった…』

お兄さん『お湯が沸くまで見張ってろ』

私『お兄さん…怖いよ』

お兄さん『大丈夫だよその騒ぎっぷり面白いよ』

私『なんて他人事…』

お兄さん『いやいや、そんな事ないよ。大変そうだねあー大変そーだー!』

私『他人事www』

A子『お湯沸きました!』

私『お湯沸きました!』

お兄さん『うん、聞こえてる。後で遺体だけ回収できるなら冷蔵庫の下に流し込んでしまいな』

私『だが断る』

お兄さん『なら…待て』

私『えー』

お兄さん『じゃあお湯構えて冷蔵庫蹴ってやれよ。そしたら出てくるからさ』

私『右足ですか?左足ですか?』

お兄さん『オラオラですね』

私『無駄ァッ!』
ぼごん

お兄さん爆笑

A子『無駄ァッ!』
ぼごん

伝染www

私『無駄ァッ!』
ぼごん

ガサ

ガササササササ!

『ぎゃあああああああ』

『お湯お湯お湯お湯!』

ぶぅあッシャー!!

A子『決まった!?』

B子『動かないよ!』

私『お兄さんかけました』

お兄さん『よくやった。だが『G』はよく死んだフリするから気をつけてね』

私『えー!?』

お兄さん『冗談だよ、熱湯なら一撃だから』




ばーーーーん
再帰不能
→『G』
スタンド名:タワー・オブ・ブラック
テテン♪



お兄さんのお陰で『G』を撃破。
私の長い夜が終わりを告げた。

『やれやれ恐ろしい敵だったぜ』

俺の背後に立つな…


『G』はそう背中から訴えてきた…


そのマガマガしいオーラは
『G』から溢れ出ていた


しかし…
私は『G』に屈する訳にはいかない

…諦める訳には

…いかない!!


私には『夢』があるッ!

安息の夜を迎える事
そしてッ
明日の学校に響かない為にも…

私は…『G』を撃つ…!!



黄金の『決意』を胸に
私の長い夜が始まった






先日、大学の友達二人が家に泊まりに来たんですよ

A子とB子、そして私…


私『ねぇA子、あの元カレとはあれからどうなの?』

A子『どうも何もなんもないし』

B子『ねぇテトリスやらない?』

私『えー?だって水族館誘われてたじゃん』

A子『だからアレは奴がペンギン見たいだけなんだってば』

私『それだけならさー他の人でもいいじゃん?』

B子『ねぇテトリスやらない?』

A子『他に誘える友達いないだけでしょ?私と行きたい訳じゃないよ』

B子『ねぇテトリスやらない?』

私『いや行きたいんだよ絶対だよ100パーセントですハイ』

A子『えー?だって今更なにって感じじゃん?』

B子『テトリス…』

私『でも嫌いじゃないんでしょ?』

A子『…』

私『…』

B子『ポケモンスナップでもいいよ?』

A子『嫌いとか…好きとかそんなんじゃないし』

私『じゃあ水族館くらいいいじゃん?』

A子『…』

私『…』

B子『私マリオね!』

私『あ、私のマリオ!じゃあリンクでいいや』

A子『水族館遠い…』

私『確かにね、シーパラでしょう?楽しいよ』

A子『あ…ちょ…リンク酷い!』


などと、ごくごく一般的な女子トークをしながらスマブラでやいのやいのする3人。


A子の使うピカチュウの動きに磨きがかかってきた辺りに…

悲劇は襲ってきた


私『ちょっとトイレ行ってくるね』


……ゾクッッッ!!


『Gだ!』


緊張が走る!


『断る!!』
ビシィッッッ


『私の部屋に『G』の侵入は許可しないィィィ!!』
などと脳内でキメつつも
出るのは声なき声。

A子『どうしたのっ!?……だっぱんぷ!!!』

B子『ぎゃああああ!ごっきぶりィィィ!!』

私『無理無理無理無理!A子助けて!』

A子『私も無理!ちょ…!なんかないの!?』

私『エタノール!』

B子『早く!てか効くの!?』

エタノールを噴射するA子、見守る二人

A子『効いてる?ねぇ効いてる!?』

私『効いてないきゃない!?』
舌が回らない私
助けて康一くんWWW

B子『他にはなんかないの!?』

痛みがなくなる不思議なキャンディを舐めたが如くトリップする三人

そうこうしているうちに『G』は冷蔵庫の裏へ


A子『ちょ…どうする?』

私『この部屋から排除するまで安心できないよ…』

その時、私の携帯にメール着信が

私『トゥルルル…(小声)』

私『あ!お姉ちゃんだ!』

B子『電話して!どうしたらいいか聞いて!』


私『うんーっ!…トルルル…トゥルルルルルル』


ガチャッ
もしもしドッピオです

なんて余裕あるハズなく
私『ちょ…お姉ちゃん!大変なの!』

姉『なによ、なんなの!?』

私『『G』が出た…!』

姉『知らんし。それよりさぁ、たかちゃん(姉の彼氏)がさぁ…』

私『ちょ…wwwお姉ちゃん落ち着いて!『G』が出たゃっちゃんだよ!』

姉『オメーが落ち着けよ。てか部屋掃除しろよ。で、聞いてよたかちゃんがさぁ…』

私『なァにすっっとろい事言ってェェんスかぁぁぁ!!『G』だよ!どうしたらいいか教えてよ!』

B子『ぎゃああああ出てきたー!!』

私『わっ!ちょっやだ!』

A子『エタノール!』
今思うとなんてスタンド攻撃www

私『エタノール効かなくない!?効かなくない!?』


私『お姉ちゃ…』
ブツ…プーー…
私『ボスゥゥーー!!!!』


ボスとの通話も切れてしまい、『霧状の消毒(エタノール)』も通用しない敵
どうする私!


←予想外に長くなったので以下次号