カリウムを多く含んだ食事や飲み物をご紹介したりしてますが
そもそもどうしてカリウム値が高くなるといけないのかどんな症状がでるのかをお話ししたことがなかったかもしれないので
今日はそちらについて
高カリウム血症とは、血液検査を行った際にカリウムが正常よりも高い値を示す状態を指します。
カリウムは心臓を含む筋肉や神経の活動に重要な役割を果たす電解質なので、血中に多くに存在する(高カリウム血症)と不整脈を誘発する可能性があります。
こんな症状がでたらアブナイ高カリウム血症での症状をご紹介します
高カリウム血症で起こりやすい症状
下肢に力が入らない
手足がしびれる
筋肉痛
気持ち悪い
吐いてしまう
便秘
痙攣…
色々ありますが、基本的に無症状なことが多いため、『カリウムが上がりやすいから注意してね』と言われている方は、普段から口に入れるもののカリウム含有量を意識しておく必要があります
とても大切です
一般的にカリウムの正常上限は5未満ですが、腎臓内科医に通院中であれは5.5未満で経過をみることもあります。
透析を受けていると、6未満ならいいよ~なんて言われている方もいるかもしれません。
私も経験上高カリウム血症で命に係わる不整脈がでるのは6.5以上という認識でしたが、先日6.2でかなり危険な状態に至った方がいらっしゃいました。
普段からカリウム値は高めで経過されていたようです。
透析を受けている方でもカリウム値は6未満でしっかり自己コントロールをお願いしますと切に願った日でした。
たかが果物、野菜、飲み物、サプリメントと思われる方もいるでしょうが、一歩間違うともう気が付くことはない世界に行く可能性が高いのがカリウムの怖いところです。
カリウムに関する情報をご紹介していくので、ぜひ、意識してみてくださいね
日高病院ホームページ http://www.hidaka-kai.com/hidaka/
日本腎臓学会ホームページ https://www.jsn.or.jp/
日本透析学会ホームページ https://member.jsdt.or.jp/member/login
日本腹膜透析学会ホームページ http://www.jspd.jp/
日本移植学会ホームページ http://www.asas.or.jp/jst/index.html
日本腎臓病協会ホームページ https://j-ka.or.jp/
腎臓netホームページ https://www.jinzou.net/JinzouTop/home.html