飲み物に含まれているカリウム値をみてみよう！

今日はカリウムのお話しです

カリウムといえば果物や生野菜などに多く入っていると頭に浮かぶ方は素晴らしい

カリウムは食べ物全部に入っていますが、とくにこういうものに多いですね

身近な飲み物にもカリウムは含まれていますので、100mlにどれくらい入っているかご紹介します

お茶100ml編

No.玉露　　　　　340mg　　美味しいけど注意が必要ですね。

No.番茶　　　　　32mg　　　　　　　　一気に減ります

No.ほうじ茶　　　24mg

No.ウーロン茶　13mg

No.麦茶　　　　　6mg

No.3以降は茶色のお茶です。外来でもカリウムが高めの人は、なるべく茶色のお茶にしてくださいとお話ししていますよ

100％ジュース編

No.トマト　　　　260mg

No.オレンジ　　180mg

100％で果物そのものですからやっぱり高いですよね

乳製品・豆乳類編

No.調整豆乳　170mg

No.牛乳　　　　150mg

栄養たっぷりなのでカリウムもしっかり入っていますね

嗜好飲料編

ドリップコーヒー　　　65mg

インスタントコーヒー51mg　（小さじ1杯：2gをお湯140mlでいれた場合）

紅茶8mg（茶葉5gをお湯360mlで入れた場合）

酒類編

No.赤ワイン　　　　110mg

No.白ワイン　　　　60mg

No.ビール（黒色）　55mg

No.ビール（淡色）　34mg

No.梅酒　　　　　　　39mg

そもそもどうして腎機能が低下しているとカリウム摂取を控える必要があるのでしょうか

腎機能が問題ない時は、カリウムを摂取すると尿がでやすくなるため、浮腫みがでないようカリウムを積極的にとるようにと話を聞いたことがあるかもしれません。

ただ、腎機能が低下していると、余分なカリウムを排泄する力が低下しているので、ちょっとずつ体に溜まっていってしまうんです。

ちりも積もればなんとやら…

普段から意識を向けておきましょう

脱水予防のために水分摂取を勧められている場合は、カリウムがあまり含まれていないお茶や紅茶、水がいいですよ

こんな飲み物にも気を付けましょう

意外とカリウムが多い：ヨーグルトドリンク

お御菓子や料理に使うこともある：抹茶やミルクココアなど

他のお茶に混ざっているかも：『玉露入り』『抹茶入り』

ちなみに、サイダーやコーラなどの炭酸飲料、日本酒・焼酎・ウイスキーなどの酒類には、カリウムはほとんど入っていませんよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はじめました

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