89回目の腎臓病教室 | 腎臓内科医のつぶやき

腎臓内科医のつぶやき

気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

やっとインフルエンザ感染症もピークを越えましたね。
そうはいってもまだまだ多いです。
もらわないよう注意しましょうね!!





2月17日土曜日
この日は30人目の腎臓博士が誕生しました爆  笑
おめでとうございますラブラブラブラブ

2年前から通い始めてくださって、次回認定ってところで体調をくずされ、1年間しっかり体をなおし、今年また通い始めてくださいました!!


認定式のあとの恒例の一言コーナーでは、ご自身の腎臓病の歴史やがんばっていることなどをお話ししいただきました。
ありがとうございます爆  笑



この日は、いつものお部屋が使えないため、昔行っていた場所:ギャラリーで。

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狭くてご迷惑をおかけしましたアセアセ
でも、こっちのほうがみなさんのお顔が近いからいいのかしら?
講義中の質問もいつもより多かったですし。

考えます。。。



音符    音符    音符    音符    音符   音符




89回目は糖尿病特集です。
ここではフットケアの様子をご紹介します。


いつもは足浴をしながらどのような点に注意してみていくのかなどを体験してもらい学んでいただいていました。

今年は場所が狭くお湯を持ってこれなかったため、看護師の足をお見せし、その爪を切りながらお話しました。

みなさん興味をもっていただけたようで、よかったですグッ
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慢性腎臓病や糖尿病、高血圧、心臓病は、特に足の血管に関わる病気と深い関係があります。

足の血管に動脈硬化が起こる病気を 閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう) といいます。
足先に十分量の血液がまわらないために起こってくる病気です。
このためにキズがなかなか治らない状態を 足病変 といいます。


世界では20秒に1本の頻度で、治療のため足の切断が
行われています。
日本では、足病変が重症になったために切断になる人は年間1万人以上もいるんですよアセアセ



この足病変、引き金は 約7割が 靴擦れ です。
次がやけど(19%)、外傷(7%)、感染症(3%)が続きます。

こわいですね・・・ガーン



ここでみなさんの足病変の危険性がどれくらいか、調べてみましょう爆  笑
自分に当てはまるところの点数を計算してくださいね!!


①糖尿病といわれて15年以上だ              〇:2点、 ✖:0点
②眼鏡でも視力は0.5以下だ                〇:6点  ✖:0艇
③腎臓の治療を受けている                 〇:2点  ✖:0点
④一人暮らしだ                         〇:3点  ✖:0点
⑤安全靴や長靴を履いて立ち仕事をしている  〇:4点  ✖:0点


どうですか?
合計が7点以上の方は要注意です!!
自分で足の状態を毎日確認しましょうねグッ








この日の試食は低蛋白のおいなりさんハート
匂いからそそられました音符
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味見はできなかったので、スタッフの感想はなしですダウン
参加いただいた方の感想はタイミング悪く聞けませんでした。
が、とてもそそられる匂いでしたハート

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いきいき食品からご案内しましたよキラキラ
いつもありがとうございます!!