先週の日高病院腎臓病教室は、ハロウイン仕様でしたよ～
受付の栄養士さんも オレンジ～
この日は実際に血液透析治療を受けていらっしゃる患者さんにいらしていただき
透析に至る経緯や、透析治療を受けての日常などをお話しいただきました
70代の男性です。聞いたままご紹介します。
夏くらいからだるさが出始めました。
冬に下痢や嘔吐がひどくなり、毎日かかりつけの先生を受診し山ほど薬をもらっていたそうです。
でもなかなか良くならず、浮腫みもでるようになり、担当の医師がギブアップし大きな病院に紹介されました。
なかなか辛さが改善せず、浮腫みもさらにひどくなり、足が重くて動かなくなったそうです。
苦しみつつ仕事に行く毎日でした。
がんばっていましたが、お風呂で動けなくなり、当院を受診しました。
この時は体が浮いているようで、何をしゃべっているかもわからない状態だったそうです。
高度の尿毒症がでている末期腎不全でいつどうなっておかしくない状態でしたので、血液透析治療が開始されました。
その後の検査で冠動脈狭窄がわかり、それを治療、大腸ポリープも切除したりと順々治療が進みました。
色々な科やスタッフのチームワークがよく、色々やってもらえて大変助かったとおっしゃっていました。
奥様は 治療で生かされているんだね とおっしゃっていたそうです。
今は元気にお仕事をされ、病気の方の悩み相談にものって差し上げているそうです。
食事療法も続けられ、お体の調子もよさそうでしたよ～
お話しのあと、参加された方と気さくにお話しいただきました
シャントを見て触らせていただき、イメージがつきやすかったようですよ