今日は
『うすくち醤油』と『こいくち醤油』の違い
についてお話しします。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/11/jinzouhakase/fb/3f/g/o0076007814556941814.gif?caw=800)
醤油は
日本農林規格(JAS)によって
①こいくち醤油
②うすくち醤油
③たまり醤油
④再仕込み醤油
⑤しろ醤油
の5種類に分類されています。
今日のお話しの1つ目
『うすくち醤油』は
関西でよく使用される色の薄い醤油です。
原料に
小麦と大豆のほかに、米麹を使っています。
色や旨味は『こいくち醤油』に比べてうすいですが、
塩分はなんと16%前後で
『こいくち醤油』に比べて多いんです
味をまろやかにするために甘酒を使用するのも
大きな特徴の一つです。
![晴れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif)
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『こいくち醤油』は
全国の醤油消費量の約8割を占める
もっとも一般的な醤油です。
関東でよく使用されるのはこれみたいです。
小麦と大豆をほぼ等量使用しています。
塩分は14.5%前後です。
『うすくち醤油』と『こいくち醤油』
名前に惑わされがちですが
選ぶ際は注意してみてくださいね![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/11/jinzouhakase/30/ea/g/o0087008114556941824.gif?caw=800)
血圧が高い人は
減塩がとても大切です。
日本高血圧学会では
食塩摂取量を1日6g未満
を推奨しています。
私の外来でも同様に指導しています。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/11/jinzouhakase/78/b9/g/o0094009814556941832.gif?caw=800)
食事中のナトリウム(Na)の摂取を控えることが大切です。
Naは食事中で塩(NaCl)として存在してるものが多く
食塩を控えることによりNaの摂取を抑えることができます。
つまり
調味料の使い方を少し工夫することで
Na摂取を控えることが可能です![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/319.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/319.gif)
①酢
②だしわり醤油
③香辛料
などの調味料を上手に使って
食事にアクセントをつけてみてください
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/11/jinzouhakase/78/0e/g/o0118012414556941839.gif?caw=800)
①酢は
どんな食材とも相性がいいので
煮物や焼き物、揚げ物、和え物など
塩分を抑えて少し味気ない料理に足すことで
料理全体の味を引き立たせる効果があります
②だしわり醤油は
醤油の代わりに使用することで
減塩効果があるだけでなく
だしも加わるので旨味が追加されます。
市販のだしわり醤油もありますが、
自宅で手軽に作ることもできますよ。
濃いめにだしをとり、同量の醤油で割って
冷蔵庫や冷凍庫で保管しましょう
③香辛料は
しょうが、にんにく、こしょう、唐辛子、わさび、カレー粉など
塩分を含まないものです。
煮物や炒め物、和え物などによく合います
食塩の少ない『減塩醤油』や『減塩みそ』も
市販されているので
上手に利用してくださいね。