腎臓病教室でお話しした『中華粥』の作り方をご紹介します | 腎臓内科医のつぶやき

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気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

今回は栄養課からお話しします。
 
 
 
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こんにちは。栄養課です。
 
 
11月に入り、ずいぶん涼しくなりましたが、みなさん風邪などは引いていませんか?
 
 
 
 
10月の腎臓病教室では低たんぱく米を使用し、
風邪などで食欲がない時にでも食べやすい『中華粥』を参加して下さった方に、
試食していただきました。
 
 
 
とても好評だったので、
今回レシピを紹介したいと思います。
 
 
簡単にできるので、風邪を引いた時などに
ぜひ作ってみてくだい。
 
 
 
 
 
 
 
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★簡単中華粥(1食分)★
 
 
①水(280g)に中華だしの素(1.5g)を加えて沸騰させる。
 
 
②①にキッセイゆめ1/2570g=約1/2合)、ホタテ缶詰(15g)を加えて混ぜ、弱火で20分ほど煮る。
 
 
③火を止めてから、塩(0.1g)を入れてさっとかき混ぜる。
 
 
④ワンタンの皮(3g)を半分に切り、更に1cm幅に切る。180℃の油で揚げる。
 
 
⑤③を器に盛り付け、千切りにした生姜(3g)、小口切りにしたコネギ(2g)、
④を飾る。
 
 
⑥ごま油(小さじ1杯)を器に用意し、食べる直前に回しかける。
 
 
 
 
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今回使用した低たんぱく米を使用することで、
たんぱく質量を精白米の1/25に抑えられます。
 
 
主食でたんぱく質を抑えた分、おかすでたんぱく質をしっかりとれるので
 
食卓が豊かになります。  
 
 
 
 
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インフルエンザもそろそろ流行時期になります。
 
みなさん、風邪予防はしっかりしていきましょう!!
 
 
 
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          もみじ  もみじ  もみじ  もみじ  もみじ  もみじ  もみじ 

 

 
 
いかがでしたでしょうか?
 
おかゆは味付けをかえると一層食べやすくなり、食も進むと思います。
 
 
 
 
ただ水分が多く含まれていますので
 
心臓病をお持ちだったたり、水分制限を指示されている人は
 
水分を多く摂り過ぎないよう
 
むくみや、体重の変化などを観察しながら食べてくださいね!