腎臓病といえばカリウム制限
慢性腎臓病の食事療法についてご自身で勉強している方は、高い確率でカリウム制限をしています。
が
絶対みなさんに必要というわけではないんですよ
カリウム値が高い方は担当医から指示がでると思いますが、そうでない方は頑張って控えなくてもいいんです。
頑張りすぎで、低下してしまう方もいらっしゃるくらいなんですよ。
一応慢性腎臓病のステージで、カリウム制限の目標値がでています。
CKD G1~3a 制限なし
CKD G3b カリウム2000mg/日以下
CKD G4~5 カリウム1500mg/日以下
でも、体の状態はみなさん違いますよね。
ちなみにカリウムは、心臓や筋肉などの機能調節に関係しています。
腎機能が低下すると、カリウムが尿に十分捨てられなくなり、血液中にあふれ高カリウム血症を発症していきます。
著しい高カリウム血症になると、不整脈や筋肉の麻痺などの症状が現れたり、心臓が止まってしまったりする場合もあります。
心臓止まったら。。。
カリウムが高いので食事療法や薬を始めましょうと言われている方は、しっかり食事で体に取り込む量を制限してください
自分の体は自分で守らないとですよね。
カリウムは水に溶けだします。
生で食べたいときは、流水に30分つけておく
熱を通すときは、ゆでこぼしする
などの工夫をしましょう。
水に溶けてでていくので、焼いたり、レンジでチンしたり、ゆで汁も料理に使っちゃうのはだめですよ
カリウムと多く含む食品として
生の野菜や果物は有名ですね。
ほかに、いも類・海藻類・豆・豆製品、チョコレート、コーヒー、ビール、赤ワインなどの嗜好品にも多く含まれていますので、食べる時は量に注意してください
最後までお読みいただいてありがとうございました
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