薬が体に効くしくみをみてみましょう
口から入った薬は、多くは胃で溶けます。
薬の成分はだいたい小腸から吸収されます。
吸収された薬の成分は、血管に入ります。
そのあと肝臓に運ばれて分解されます。
血液を介して、全身の組織に運ばれ、。必要な部位で効果を発揮します
最後に、薬の成分は主に腎臓を通って尿として体の外に捨てられます。他に胆汁に捨てられることもありますが、割合は圧倒的に尿です。
腎臓を通って血液から尿に捨てられるので、腎臓での薬の成分はだいぶ濃そうですね。。。
薬が腎臓に負担をかけるってイメージがわきますか
不要な薬は飲まないに限ります
腎機能が低下すると、主に腎臓から捨てられる薬は、血液内の濃度が上昇しやすくなります。
上手に捨てられないので、体の中に長く留まりやすくなります。
そうすると、薬の効き目が強く出たり、副作用がでやすくなってしまうというわけです
なので
腎機能が低下した際は、原則として腎臓から主に捨てられる薬は避ける、または容量を減らす必要があります。
薬そのものが、腎臓に悪影響を及ぼすことになるからです。
普段通院している病院・クリニック以外にかかった際は、かならずお薬手帳をみせて、腎臓病であることを伝えてくださいね
最後までお読みいただいてありがとうございました
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