薬と腎臓の関係って | 腎臓内科医のつぶやき

腎臓内科医のつぶやき

気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

薬が体に効くしくみをみてみましょうハート

 

 

口から入った薬は、多くは胃で溶けます。

薬の成分はだいたい小腸から吸収されます。

 

吸収された薬の成分は、血管に入ります。

そのあと肝臓に運ばれて分解されます。

 

血液を介して、全身の組織に運ばれ、。必要な部位で効果を発揮しますキラキラ

 

最後に、薬の成分は主に腎臓を通って尿として体の外に捨てられます。他に胆汁に捨てられることもありますが、割合は圧倒的に尿です。

 

 

 

腎臓を通って血液から尿に捨てられるので、腎臓での薬の成分はだいぶ濃そうですね。。。

薬が腎臓に負担をかけるってイメージがわきますかはてなマーク

不要な薬は飲まないに限りますドキドキ

 

 

 

腎機能が低下すると、主に腎臓から捨てられる薬は、血液内の濃度が上昇しやすくなります

上手に捨てられないので、体の中に長く留まりやすくなります。

そうすると、薬の効き目が強く出たり、副作用がでやすくなってしまうというわけですガーン

 

 

なので

腎機能が低下した際は、原則として腎臓から主に捨てられる薬は避ける、または容量を減らす必要があります。

 

薬そのものが、腎臓に悪影響を及ぼすことになるからです。

 

 

 

普段通院している病院・クリニック以外にかかった際は、かならずお薬手帳をみせて、腎臓病であることを伝えてくださいねラブラブ

 

 

 

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございました!!

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