ベトナムを読むニュース 2014年1月21日号 | ベトナム人技術者三段活用

ベトナム人技術者三段活用

ベトナムは、あのアメリカに勝ち得た唯一の国であり、優秀な人材が多く輩出していますが、一方で共産国であるため、人件費は格安なままになっています。その間隙を縫ってビジネスモードに変えていくことをかんがえてみませんか?

海外の優秀な人材獲得をサポートしている人材育成支援機構です。

経済自由度ランキング、ベトナムは178か国中147位
経済自由度ランキングとは、世界で最も自由にビジネスができる国のランキングです。
ちなみに一位は・・・あの国香港
気になる方は以下の記事をご覧ください↓↓

 為替 日本円 [1円]: = 198.64VND

 ベトナムの天気と気温 (天気/最高/最低)
ハノイ   :晴/20/12
ホーチミン  :晴時々曇/29/20
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◆コメ輸出、ベトナム世界3位に転落◆

ベトナム食糧協会によると、2013年のコメ輸出・販売は多くの困難に直面し、ベトナムは輸出でインド、タイに次ぐ3位に転落した。

インドネシアやマレーシアといった従来市場が輸入を減らしたことで、輸出量は2012年より100万トン以上減った。また、タイ米との競争を余儀なくされており、平均価格はトンあたり13ドルあまり落ちている。

同協会は2014年の輸出について、供給過多からさらに困難となり、競争も激しさを増すと予想している。2014年の輸出計画は昨年相当の650万~700万トン。(以上ベトナムガイド.comから引用)
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◆小額紙幣への闇両替、テト近づき需要が急増◆

旧正月(テト)が近づき小額紙幣の需要が急増している。寺社を参詣する際の賽銭やお年玉などに使用するためだ。無許可の両替業は禁止されているが、堂々と看板を掲げている店やインターネット上で広告している闇両替商が多い。

ホーチミン市10区のバータンハイ通りやグエンチフオン通り沿いの両替商では、両替する小額紙幣の額面により手数料が4~25%と幅がある。とりわけ2013年に流通が停止された1万ドン(約50円)と2万ドン(約100円)のコットン紙幣は、倍額を払わないと入手できない。

こうした状況を受けてベトナム国家銀行(中央銀行)は商工省と公安省に対し、闇両替商の取り締まりを強化するよう要請した。しかしテトのたびに毎年繰り返される光景で、根絶は難しそうだ。

ただ多くの人は、商業銀行が「ない」または「十分に用意できない」としている小額紙幣を、どうやって闇両替商が入手しているのかを疑問に思っている。小額紙幣を銀行各行に行き渡らせて正規の手段で両替することができるようになれば、闇両替を駆逐できるのではないだろうか。(以上ベトジョーニュースから引用)
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◆経済自由度ランキング、越は7ランクダウンで178か国中147位◆

米シンクタンクのヘリテージ財団と米経済誌ウォールストリートジャーナルが発表した2014年版「経済自由度指標」によると、ベトナムの経済自由度は世界178か国・地域中147位となり、前年の140位から順位を7つ落とした。

経済自由度指標とは、◇法の支配力、◇規制の効率度、◇政府の役割、◇市場の開放度など基準に、各国の経済活動の自由度を100点満点で指数化したもの。

経済自由度世界一は、調査開始から20年連続で香港。以下、シンガポール、オーストラリア、スイス、ニュージーランド、カナダと続いた。

なお、経済大国の米国は12位となり、7年連続のランクダウン。ついにトップ10から姿を消した。また、日本は前回から順位を一つ下げて25位に就けている。(以上ベトジョーニュースから引用)
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◆ベトナムで就職したい日本人求職者向けWebサイト「ベトナムde就職」を開設~初めての海外就職をサポート~◆

日本、ベトナム、フィリピン、インドネシアで留学関連事業・人材紹介事業を展開する株式会社JELLYFISH(本社:東京都品川区、代表取締役:田中 翔、以下 JELLYFISH)グループのベトナム現地法人JELLYFISH HR JOINT STOCK COMPANY(本社:ベトナム・ホーチミン市、CEO:新城 優、以下 JELLYFISH HR)は、2014年1月21日に日本人求職者に向けたベトナムでの就職を支援するサイト「ベトナムde就職」を開設いたしました。

「ベトナムde就職」http://vietnam-de.biz/

■開設背景
JELLYFISH HRでは昨年度より現地日系企業を中心に、日本語能力を持つベトナム人人材の紹介を行っておりましたが、昨今ベトナムに進出する日系企業が増加傾向にあり、それに伴い日本語能力を持つベトナム人だけでなく日本人の現地雇用の要望が増加傾向にあります。またJELLYFISHグループでは、2012年より『本気の海外インターンシップ』として学生や社会人向けに中長期型のインターンシップ生の受け入れを各グループ法人で行っておりましたが、毎回多数のご応募やご相談を頂いていたことから、今回ベトナムでの就職やインターンシップを支援する「ベトナムde就職」を開設することとなりました。

海外での就職を検討する日本人求職者への就職情報と機会の提供を目的に、今後はフィリピンやインドネシアなどその他のASEAN諸国での展開も予定しております。

■「ベトナムde就職」サイト概要
1.サイトの利用は無料ベトナムで正社員やインターンシップとして働きたい方に、当社の専任のキャリアアドバイザーがおすすめの企業や仕事をご紹介するサービスで、全て無料でご利用いただけます。

2.ベトナム在住のプロのコンサルタントがサポートキャリアコンサルタントは日系大手人材紹介会社の海外法人の立ち上げを経験した代表の新城を始め、20代後半~30代の大手人材紹介会社の出身者を中心として構成されております。また自身が現地に在住している為、ナマの情報を提供できます。

3.求職者に最適な企業をご紹介公開・非公開求人を含め多数の求人情報を保有しています。求職者の希望する仕事内容やいままでのキャリア・スキルなどに合わせた企業をご紹介。

■JELLYFISH HR会社概要
商号 :JELLYFISH HR JOINT STOCK COMPANY
代表者:代表取締役 新城 優
所在地:
<ホーチミン本社>8th Floor,VFC Tower ,29 Ton Duc Thang st,district 1,Ho chi minh
<ハノイ支社>CMC Tower, Duy Tan street, Dich Vong Hau Ward, Cau Giay district, Ha noi設立  : 2013年8月
事業内容: 人材紹介事業
資本金 : 100,000USD
URL   :
http://jellyfishhr.jp/ (JP)     
http://jellyfishhr.com/ (VN、EN)

■JELLYFISH 会社概要
商号  : 株式会社JELLYFISH
代表者 : 代表取締役 田中 翔
所在地 : 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-23-7五反田シティトラストビル4F
事業内容: 留学関連事業、人材紹介事業
資本金 : 1,000万円
URL   : http://www.jellyfish-g.co.jp/ (以上SankeiBizから引用)
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◆オーストラリアのマンゴー栽培で成功した越僑農家◆

オーストラリアには果物栽培で成功している越僑(在外ベトナム人)が多くいる。豪州北部ダーウィン市のマンゴー生産者協会の統計によると、マンゴー農家の数はオーストラリア人の400世帯に対し越僑30世帯と1割に満たないにもかかわらず、越僑農家の生産量が25%を占める。

ディン・クアン・ハイさんも成功した1人で、5つの農場の約500ヘクタールでマンゴーを栽培しており、年収は100万豪ドル(約9320万円)に達する。

ハイさんは1993年にオーストラリアに移住した。ホーチミン市で教員をしていたが、移住してからは農業に興味を持ち、オーストラリア人の農場で働いて資金を貯めた。1996年にマンゴーを栽培するため、28ヘクタールの農場を初めて購入した。

南部果樹研究所のグエン・ミン・チャウ所長によると、オーストラリア農家は越僑農家の開花時期を早める処理技術に敬服しているという。マンゴーを高値で売るためには、開花時期と収穫時期をずらす必要があるからだ。普通のマンゴーの価格は1箱(5~7キログラム)当たり10~20豪ドル(約932~1860円)程度だが、早生栽培のマンゴーは50~70豪ドル(約4660~6520円)で取引される。

越僑農家らは1996年にカントー大学の農業専門家を招いて、この処理技術を学んだ、しかし最初はほとんどの人がうまくいかず、ハイさんも失敗した。「でも誰もがっかりしませんでした。ベトナムでできるのなら、こちらでもできるはずですから。ベトナムに行って専門家を訪ね、各地のマンゴー農場を視察しました。うまく行くまでに数年かかりました」

ハイさんは最近、南部果樹研究所を再訪した。リュウガンとライチの栽培技術の教えを請うためだ。マンゴー農家が増えて供給が需要を上回る可能性があるため、ダーウィンの越僑農家らは別の果樹の栽培を考えているという。チャウ所長は「ベトナムとダーウィンの気候はかなり似ているので、リュウガンとライチも栽培できるでしょう」と明るい見通しを示した。

越僑農家が栽培した果物の包装紙には「ビナマンゴー」、「ビンズオンファーム」、「サイゴンファーム」などの商標が記載されている。「ベトナム人が育てた果物であることを知ってもらうため」とハイさんが説明する。

チャウ所長は「オーストラリアで実現できたように、世界各国でベトナム人が果物栽培で成功することを願っています。当研究所は喜んでそのお手伝いします」と話した。(以上ベトジョーニュースから引用)
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◆人民元と人件費の上昇で苦境の中国輸出メーカー、ベトナムなどへの工場移転も視野に◆

2014年1月18日、人民元の上昇や人件費の高騰によって中国輸出メーカーの立場はより一層苦しくなっており、人民元の値上がりがこのまま続けば、ベトナムなどコストの安い地域へ工場を移転しなければならなくなる可能性がある。中国経営報が伝えた。

1月13日、ドルに対する人民元の中心パリティは、58ベーシスポイント上昇して6.0950となり、史上最高値を更新。同時に、直物為替レートも6.05の大台を突破し、終値は6.0434となり、こちらも史上最高値を記録した。人民元は13年1年間で41回の高値更新を記録しており、ドルに対する人民元の中心パリティの上昇率は3%近くになった。専門家は「今年も引き続き人民元が上昇を続ける確率は非常に高い」と指摘している。

国際資金が新興市場から撤退する際には、資金のすべてが米国に向かうわけではなく、大量の資金が香港や中国本土にも直接流れ込んでおり、いまや中国は国際資金のリスク回避スポットの役割を演じるようにさえなっている。しかし一方で、外貨準備高の増加と中国製造業の低迷は続いており、業界内では人民元高抑制を求める声が再び高まっている。

人民元高の影響などで、外資から見た中国製造業の魅力は落ち続けている。中国商務部のデータによると、中国製造業が13年1-11月に実際に使用した外資資金は414億5800万ドルで、前年同期比5.71%の減少となった。一方、生産コストが安いベトナムでは、13年の外資による投資額が54%増加しており、その大部分が製造業・加工業に集中している。人民元が上昇を続ける一方で、インドネシアでは対ドルレートで5年ぶりの安値を記録するなど、大部分の新興市場の通貨は値下がりを続けており、中国製造業の輸出に対する圧力はますます大きくなってきている。

中国の靴メーカー・中山健歩靴業の劉長寧(リウ・チャンニン)会長は「人民元の値上がりや人件費の大幅な上昇によって中国の輸出業界はますます厳しい状況に追い込まれている。政府が我々に国内消費者をターゲットにするよう希望していることはわかっているが、現段階ではまだ成功していない」とし、「人民元が再び上昇を続ければ、工場をベトナムへ移転させざるを得ない」と苦しい胸の内を語っている。(以上yahooJAPANニュースから引用)
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今日はこれまで。ではまた次号でお会いしましょう。

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