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『人を大切にする人財育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ

ジンザイは、結果の出せる-信頼力の高いリーダーを育成する専門家です。
福岡市及び近郊の中小企業を対象にご支援いたします。
教育・人事関連業務約32年の実績。
教育研修、人財育成コンサルティングならお任せください。

㈱ウンゴロウンゴロ 城ノ石社長と2回目のランチ。お会いしたのは3回目です。


同氏の経営は、自社にとっての適切な人材を採用し、計画的に教育し、評価についても経営理念を評価内容に加えるなど、正に、私が常々提唱している「人財育成の仕組み」が構築されている。


また、飾らないコミュニケーションを重視し、常に自然体で社員と接し、聴く姿勢もあり、社員からの話しやすい雰囲気づくりに配慮している。

良い意味での「体育会系」のノリもある職場風土とお見受けする。


●「社員もお客様もイキイキ過ごせる」ことを目的に、たまたま現在の事業を行っている。


具体的には、脱毛サロン「JuJu」を5店舗経営されているが、ご本人はエステなどに興味がない。

当然、メイクについてもあまり興味がないとのことで、今日もほぼスッピンで来られました。


若い頃、インド旅行中にマザー・テレサ女史とめぐり合い、影響を受け、上記のような目的で事業を興されました。従って、どの様な事業をするかは二の次であり、目的達成の手段である。



お話の中から最も感じることは、社員とのコミュニケーションには注力されているということ。

何か新しいことを行う場合などには、そのことについて最も適切な部下に事前に相談をしたり、常時、ミクシーにて情報を流して社員全員と情報の共有化を図っている。


また、社員の採用も厳選しており、「自社の考え方と合わない人は採用しない」という方針を徹底。また、自社の提供するサービスや考え方に合わないお客様までもお断りをする。


しかし、お客様からのご紹介による新規顧客獲得がメイン。


つまり、社員も社長の考え方に同調できる人しか採用せず、お客様も会社の考え方に同意してくれる方だけを顧客とする。理想的な経営です。



同氏は、本当に飾らない性格で公私共に自己開示を徹底している。

強みも弱み、悩みまでも隠し立てをしないから自分自身が「楽」である。格好をつける必要もない。

裏表なく、正直なので社員も安心であり、且つ実績も上がっているため社長を信頼できる。


自然体経営の強さを見せていただきました。

率先垂範=「人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと」の意味。

人が嫌がるようなことほど、リーダー自身がまず身をもって行動で
示すことが大事である。

例えば、朝、社内で掃除をする場合でも、
『さあ~、今日も一日気持ちよく仕事ができるよう、また、お客様
に気持ちよく利用していただけるよう、皆できれいにしよう!』な
どと大きな声で掛け声をかけながら、自分は皆が一番嫌がりそうな
場所-例えばトイレなどを掃除をする。
(行動で示す)

今日の日経新聞一面に、民主党の岡田克也副総理のNHK番組での
発言が掲載されていた。
『公務員給与を約8%削減する際には、議
員はそれ以上の削減を行うべきだ』と。

国民からの信頼が回復していない民主党が、消費税10%増税を推
進しているが、国
民に痛みを強いるためにはリーダー(民主党をは
じめとする国会議員)がまず痛みを伴うことを行い、国民に示すべ
きだ。

どうも進め方がちぐはぐ。岡田氏の発言にあるような事柄(無駄な
支出の削減も含む)を先に進めながら消費税増税を進めるべきであ
る。

~人は、『その人の発言よりも行い』で判断する~
特に、経営者・管理者も肝に銘じておくべき。(facebookページより)

【メンバーとビジョンを共有する】


友人の森社長〔グローバルブレインズ㈱〕 のfacebookより抜粋。

「昨日は経営会議だった。来年というか、今後に向けてとても大事な取り組みについて説明をした。
当社が今まで取り組んだことがない分野なので、賛否両論、侃々諤々の議論となった。経営を攻める側、守る側、どちらも大事なポジションで、お互いに真剣に取り組んでいるので当然のこと。やるにしても、少し時間をおいて年内に最終の議論をするということで散会。」・・・以下略。


トップリーダーとして、強権を発動しメンバーを動かすこともできるはずだが、敢えて、森社長は時間をかけて議


論しメンバーに理解・納得してもらう時間を設けている。実に、忍耐がいることだと思う。


 急がば回れという言葉もある様に、メンバーが理解・納得していないのに頭ごなしに命令して仕事をやらせても


良い結果は期待できないでしょう!


 何故ならば、理解・納得していないと言うことは、良く分からないまま嫌々行動している状態であり、モチベーシ


ョンが低い状態です。モチベーションは「行動を引き起こす力」なので、個々のメンバーの能力発揮の最大化が


期待できません。その結果、組織の総合力が発揮されないため成果に結びつくことはないでしょう。仮にうまくい


ったとしても更なる品質の向上や維持・継続に悪影響が出てきます。



以上の理由から、時間をかけて手を変え品を変えて説得の努力をすることはリーダーにとって重要な仕事の一


つです。


森社長の提示している新企画の成功(実績)を期待したい。