【メンバーとビジョンを共有する】
友人の森社長〔グローバルブレインズ㈱〕
のfacebookより抜粋。
「昨日は経営会議だった。来年というか、今後に向けてとても大事な取り組みについて説明をした。
当社が今まで取り組んだことがない分野なので、賛否両論、侃々諤々の議論となった。経営を攻める側、守る側、どちらも大事なポジションで、お互いに真剣に取り組んでいるので当然のこと。やるにしても、少し時間をおいて年内に最終の議論をするということで散会。」・・・以下略。
トップリーダーとして、強権を発動しメンバーを動かすこともできるはずだが、敢えて、森社長は時間をかけて議
論しメンバーに理解・納得してもらう時間を設けている。実に、忍耐がいることだと思う。
急がば回れという言葉もある様に、メンバーが理解・納得していないのに頭ごなしに命令して仕事をやらせても
良い結果は期待できないでしょう!
何故ならば、理解・納得していないと言うことは、良く分からないまま嫌々行動している状態であり、モチベーシ
ョンが低い状態です。モチベーションは「行動を引き起こす力」なので、個々のメンバーの能力発揮の最大化が
期待できません。その結果、組織の総合力が発揮されないため成果に結びつくことはないでしょう。仮にうまくい
ったとしても更なる品質の向上や維持・継続に悪影響が出てきます。
以上の理由から、時間をかけて手を変え品を変えて説得の努力をすることはリーダーにとって重要な仕事の一
つです。
森社長の提示している新企画の成功(実績)を期待したい。