『人を大切にする人財育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ -4ページ目

『人を大切にする人財育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ

ジンザイは、結果の出せる-信頼力の高いリーダーを育成する専門家です。
福岡市及び近郊の中小企業を対象にご支援いたします。
教育・人事関連業務約32年の実績。
教育研修、人財育成コンサルティングならお任せください。

昨夜(6/27)、今年2回目の例会を、益正「赤坂店」にて開催いたしました。

残念ながら、参加人数は「7名」でした。


今回のスピーカーは、メンバーの小林さん〔㈱ドクター・エージェント〕。


『人を大切にする人材育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ

【主な内容】

・宮崎県都城出身


・幼少の頃、喘息治療のため療養所に入る(6~7歳)


・高校卒業後、現「くまもとファミリー銀行」へ入行


・27歳で結婚し、一児(男子)を授かる。


・途中、福岡へ転居し、39歳で離婚。


・その後、現職に就く



『人を大切にする人材育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ
簡単に記載しましたが、その間、色々なご苦労をされています。

妊娠中から苦労をしていたので、「子供は同志」だと思っているそうです。


何事もマイナスをプラスに転じなければならないことを悟った

離婚も経験したが、「息子さんに出会えたことが」唯一良かったことだそうである。


『人生山あり、谷あり』だが、自分が悩んだ時、いつも必ず、誰かが助けてくれる。

また、うまくことが運ばない場合は、「今は、収穫時ではなく、種まきをする時期」だと自分に言い聞かせているとのこと。




『人を大切にする人材育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ
現在は、医師専門の人材紹介業の会社で仕事をしている。


いつもポジティブに仕事をしている。そうすると他の人材紹介業と競合した際には、登録希望のある医師の方から自分を選んでくれる


そのときの決まり文句『私に一任してください』。

自分にプレッシャーをかけると共に医師、紹介先の病院にも喜んでいただけるよう話をまとめる努力を続けている。その結果、今年度もほぼ目標を達成する勢いである。



医師専門の人材紹介業の実態を垣間見ることができたと共に小林さんの人生体験を通じた考え方に共感を覚えることが多々ありました。



『人を大切にする人材育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ
今は、自信にあふれ、着実にポジティブに人生を歩んでおられます。


すばらしいお話をありがとうございました。感謝!




『人を大切にする人材育成・教育研修』 - 福岡ジンザイブログ


本日(5/21)の日経新聞に「リーダーを輩出する」という記事が掲載されていました。


主な内容は以下の通り。


「リーダーは利他的で謙虚」、「リーダーは未来を構想し、具現化する力が必要」、「リーダーは、皆が危機感をいだいたときに現れる」【編集委員】


「リーダーは育てるもの」、「リーダーとは、《心知体》3つをあわせ持つ人」、リーダーシップを養う最も有効な方法は、実際にリーダーを経験すること」、「リーダーとして必要な要素は、①カリスマ性、②コミュニケーション能力、③卓越した《知識・見識》を持つ、そのためには、歴史を学ばなければならない、④すばらしいリーダーを輩出するには、リーダーを育てる仕組みを作らなければならない【ナガセ 永瀬昭幸社長】


上記内容については、すべて同感です。ただ1点、永瀬氏の言う「カリスマ性」についてのみ、違和感を覚えたのですが、氏曰く、『カリスマ性とは、根が明るく、人が親しみを持ち、好きになるような気質であり、苦境の際には場の雰囲気を変えられる人』とのこと。


カリスマ性をこのように定義するのであれば、納得です。



記事の中にもあるように、リーダーシップは先天的なものではなく、主に、経験によって身につけることができます。

ロミンガーの法則というものがあります。

その法則によると、リーダーシップは、主に、次の3つのことで身につけることができるというものです。


1.経験 70%

リーダーとしての立場になり、修羅場経験などを通じてみにつく


2.上司からの薫陶

恩師や上司・先輩からの薫陶(優れた教え/徳の力で人を感化し、教育すること)


3.研修 10%

リーダーシップについての教育研修や学習


その他、上記「2」にも関係しますが、身近に優れたリーダーだと思う方がいれば、その方の「一挙手一投足を見て真似をする」というのも良いのではないでしょうか?


上記3つのことを社内で仕組み化し、機会は均等に与え、その中から頭角を現した方をその都度リーダーの立場につけていく。計画的な育成の仕組みが必要です。

 そして、体験を通じて、《信頼力》(メンバーから信頼される能力)を身につけた方が、真のリーダーとして育っていくのです。


 規模の大きさに関係なく、企業が存続していくためにも、社内に真のリーダーを育てる仕組みを構築すべきです。

私は、【「人財」=真のリーダー】と定義しています。

「真のリーダー」とは、『信頼力(人から信頼される能力)』が高い人。

注)「信頼力」・・造語


『信頼力』が高い人は、人を大切にするリーダーであり、「あの人の言うことであれば間違いない」とか「あの人が言うのだから喜んでついていこう!」と思える人のことです。


皆さんの周りにそのような人はいませんか?または、あなたがその人でしょうか?

私の知るところでは、京セラの稲盛和夫名誉会長や伊那食品工業の塚越会長などが人を大切にする真のリーダーだと思います。


たぶんに生まれながらの資質、育った環境の影響も大だと思いますが、その後の修羅場の経験や上司・先輩の指導、本人の努力なども今日の人を大切にするリーダーを作り上げたのではないでしょうか?


従って、資質や育った環境は今更変えられませんので、現状のレベルから如何にして人財を育成していくか?


もちろん、ある程度の資質を保有していることが条件です。ドラッカー氏のことばを借りると「真摯さ(ゆるぎのない一貫した「正直さ」「誠実さ」)です。

その上で、自社で「人財育成」するためのモデルコースを設定し、計画的に育成していく必要があります。人財育成は、後継者育成でもあります。


企業を永続的に存続・発展させていくには、バトンタッチできる人を意識的に計画的に育成していく必要があると思います。


特に、中小企業に対して、そのようなお手伝いをすることで貢献したいと考えています。