ヤンキースの優勝パレードで松井がファンの批判を浴びていた。
「ゴマスリ~!」
MVP受賞のインタビューで松井が
「ニューヨークが好きだし、ヤンキースが好きだし、ファンが好きだ!」
と言ったのをファンは「ごますり」と受け取ったのか?
チャンネルを変えてみたがそこでも松井はやはり
「ゴマスリ~!」と批判されていた。
しかし、よくよく見ると、その局では黒人ファンが叫んだ
「ごますり~」という台詞に字幕が入っていた。
「Go!matsui~!」(。-_-。)ポッ
私が恥を晒してまで、言いたいのは
「物事を表面的にとらえてはいけない!」
ということだ!( ̄^ ̄)キッパリ!
現在の年金制度は約三人の現役が一人の受給者を
支えている構図だ。
ほとんどの年金加入者は20歳から支払い、65歳から
受給して80歳で死ぬ。
45年間支払って、15年受給するのだから3対1というのは
健全な状態と言って良いだろう。
ただし、今が12年後の2021年であればの話だ。
国民年金制度はスタートからまだ48年しか経っていない。
要するに45年間丸々支払った者が受給者に転じてから
まだ3年ほどしか経っていないということだ。
受給者が一巡した十二年後に3対1であれば何も問題はない。
ただ今の段階で、もう3対1になってしまっていると
いうことは危機的状況だ。
そうなってしまった理由は1975年頃から始まった
少子化と人間の寿命が伸びたことだ。
いままでは徴収するばかりで、丸々受給する者が少なか
ったから国民年金基金には金がたくさんあった。
そのタイムラグを利用して天下り官僚達は投資をしたり
全国にハコモノを作って多くの損失を出した。
戦後第一次ベビーブームの団塊の世代が受給者
になるのは4年~6年後だ。
その時、国民年金制度は劇的に悪い状況に陥る。
そして現在の出生率は1.3前後だ。
十数年後に比率は2対1以下になってしまうだろう。
そうなった時、日本は社会主義国家になるかもしれない。
そんな状況下において、民主の進める「子供手当て」
は最適な政策だ。(手遅れの感はあるが…)
子供一人につき26000円はかなりのインパクトがある。
子供が二人居る家庭はもう一人生めばパートに
出なくて済むと考え、もう一人出来たら欲を
かいて更にもう一人となるかもしれない。
この先子供を作る予定の無い者は
「子供手当てを支給しても親はその金を自分の
娯楽に使うのではないか?」
などと言って反対しているが、そんな人達にこの言葉を贈ろう。
「物事を表面的にとらえてはいけない!」
子供一人育てるのに月26000円以上はどのみちかかる。
民主が「子供手当て」の理由付けを何に
しようが関係ない。
親が子供手当てを娯楽に使おうが関係ない。
とにかく子供が生まれれば良いのだ。
子供手当ては子供やその親のためにあるのではなく
二十年後の年金受給者のために絶対必要なのだ。
こんなことを書いては見たが、来年生まれた子供達が
成人した時、その子達に仕事があるようにも思えないが……