全員当選! | ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

新宿歌舞伎町でホスト、ソープ、ポン引き、ボッタクリ、取立て屋、カジノ等の職につき、

一時はカジノ、麻雀荘、喫茶店等を経営していた男の、落ちぶれニート生活!!

「落選しろ!!落選しろ!!落選しろ!!」


そう念じながら、ブログに登場させた者達が全員当選した。


民主  福島のぶゆき
民主  三村和也  
民主  小林興起
自民  古川禎久
無所属 城内実


官僚OBのみんな、おめでとう\(`0´)/キイッッ


民主の小選挙区の勝率は81%で、衆議院2/3の

320議席まで、あと12議席だった。


そして、民主が社民や国民新党に気兼ねして候補者を

擁立しなかった小選挙区は29だ。


民主が全小選挙区に候補者を擁立していたら、計算上では

331議席をとっていたことになる。


まあ、そうはならないだろうが、2/3は取れてただろう。


民主の大勝利を受けて、衆、参合わせて7人しか居ない

国民新党、亀井静香は胸を張って言った。


「まず郵政民営化の白紙撤回!民主との連携や連立の話はその後だ!!」


そこで私は気付いた。


今回の選挙は与野党多数参加の茶番劇だったなと……


自民は負けたがり、民主は2/3を狙わず、いつの間にか

社民と国民新党が、イニシアチブを握っている。


以前、私は自民が負けたがる理由として小泉チルドレン

を官僚OB議員に入れ替えるためと書いたが、もっと大きな

理由があることに気付いた。


議員達はその大きな理由のためには自分の政治家生命を

賭けることも厭わない。


そう、郵政民営化だ。


郵貯と簡保の資金を合計すると三百三十四兆円になる。


その金の流れはこんな感じだ。


郵貯→大蔵省資金運用部→財政投融資→(公団、公庫、地方自治体、特殊法人)
→焦げ付き→税金での穴埋め


政治家達は他人のふんどしで相撲を取るがごとく郵貯マネー

を使って発言力を強め、個人資産を築いてきた。


郵貯マネーが無くなったら、官僚や政治家達のうま味

やパワーは半減するだろう。


小泉ブームが巻き起こった四年前、自民保守系議員達は
自らの議員の身分を保持しながら、国民との約束を反故に

するウルトラCを思いついた。


郵政民営化に賛成はするが、株式の上場を阻止し

四年後に政権を明け渡して、民主に民営化を白紙

にさせようというものだ。


選挙直前と言われていた今年6月、麻生が鳩山邦夫

総務大臣を更迭し、内閣支持率は19 % にまで落ちた。


麻生も鳩山も元々、郵政民営化には反対だ。


麻生が鳩山を更迭したのも、鳩山が悔しがったのも

全て支持率を下げるための茶番だった気がする。


更に勘繰ると、西川社長が超安値で日本郵政の資産を売却

しようとしたことも、その事が公になったことも全て脚本通り

だったのではないだろうか。


それから2ヶ月、自民は人気回復の手立てを取らず

「麻生内閣では選挙を戦えない!」という多くの声を

全て封殺し選挙に臨んだ。


支持率16.7%の内閣のまま選挙を戦う理由は

「負けたい!」以外の何物でもない。


結果、自民は保守系議員達にとって不安要素

だった小泉チルドレン83人中73人を葬り

民主に政権を渡すことに成功した。


官僚機構や保守系議員達の間で古賀誠の
評価は大いに上がっただろう。


古賀誠、おめでとう\(`0´)/キイッッ


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