ラチュレ@渋谷のテイクアウトに脱帽 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

ジビエ料理で知られる「ラチュレ」@渋谷が、自慢の料理を満載したテイクアウトBOXを販売している。

パテ・アンクルートや美しい野菜のテリーヌなど、ハイレベルの質と健康への配慮がなされた料理で、一食の価値がある。

 

世は再び、何でもかんでも、自粛である。

外食なんかしようものなら非難轟々、までは分からぬでもない。

が、自宅でちょっと豪華なテイクアウトを食べているのをSNSで披露しても、「こうしている今も、医療従事者はコロナと闘っているのに、不謹慎!」などと、余計なお世話を焼いてくる。

じゃあ、1億日本人、火の玉となって、カップラーメンすすってりゃあいいのか。それを医療従事者は望んでいるのか?

 

と、私の怒りは横に置いておいて。

 

このブログでもたびたび紹介している「ラチュレ」のテイクアウトが、充実の内容であった。

もちろん、お店と同じ味、とまではいかない。でも、家でこのレベルが食べられるなら、十分満足である。

 

 

木製の箱に、ぎっしりの料理。パカッと蓋を開けると、思わず歓声。パンももちろん、自家製である。

一部を盛り付けるとこんな具合に。右下から時計回りで、サーモンと白アスパラのコンフィ。色々野菜のテリーヌ。ジビエ肉の入ったパテ・アンクルート。猪のハム。

この他、稚鮎のエスカベッシュ、ヒヨドリのリエットと柑橘のジュレ、ホタテとトリュフのパイ包みと、盛りだくさんの前菜だけで、ワイン1本空になる。

メインディッシュは、牛ほほ肉の赤ワイン煮とじゃがいものピュレ。何気なく見えるが、すごいクオリティー。

ほろほろトロトロのほほ肉もさることながら、煮汁がブラボー。そして、滑らかこの上ないピュレが、素晴らしい。

歯の無い老人に食べさせたい衝動にかられる。

 

デザートはオプション。自家製のレーズンサンド。塩のきいたサブレと、酒のきいたレーズンのコントラストが絶妙。

 

LATUREのSMILE BOX(2~3人前) 

20,000円 (税抜) 

別途送料を払えば、全国配送も。

注文は電話で: 03-6450-5297