日々カイゼン 晴山 三田 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

この「晴山」、予約至難の理由は、自分も含めてリピーターの予約で大半の席が埋まるからだろう。

それが良い事かどうかは、評価が分かれるところだが。

店主は、いかにしてマンネリに陥らないようにするか、日々新たなことを試みて「カイゼン」に取り組んでいる様子。

季節ごとの定番の料理の合間に、時折顔を見せる新作が、また面白い。

そういう努力が、常連客を離さない理由なのだろう。

 

湯引きしたてのアツアツの鱧と茄子の冷たいすり流し。アクセントに鱧の骨の揚げたのを散らしている。

帆立とフカヒレの真丈椀。

根室の13キロのブリ。さっと霜降りにしておろしぽん酢で。

初めて食べる、戻りガツオのゴマダレがけ。

9月の定番、アワビの肝ソース、石焼ブクブク風。アワビを入れて1分煮てから食し、次いでウニご飯を投入する。

カマスの焼き物。

アマダイのパリパリ揚げ。

ウナギかば焼きの銀餡がけ。

驚きの新作、鱧カツ松茸サンド!抗えない旨さ。

生筋子のご飯。

イチジクのムース。

 

このコースで、文句を言う人はそういないだろう。