酒飲みの楽園 荒木町きんつぎ | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

有望な新店が次々と姿を現す荒木町。

立地の割にテナント料が安いのが魅力なのだろう。

そんな荒木町で日本料理のいい店がまた見つかった。

「きんつぎ」。

小ざっぱりした内装で使い勝手もよさそう。コースだけでなく遅い時間のアラカルト対応もある。

寿司まで握れる起用な料理人で、人気が出そうだ。

 

最初にお出汁。「うちはこういう店です」という名刺代わりの一杯。

根芹のお浸し。

ホタルイカと白アスパラの黄身酢あえ。

鴨ロースト。

のれそれ。

こんな風に、小皿がポンポンと出てきて、誠に酒飲み仕様。

造りも、一切れずつ、色々出してくれる。以降の魚は割愛。

白魚の茶わん蒸し。腕の良さが伝わる。

豚の素揚げの煮びたし。

ギンダラの煮つけ。

牛すね肉の煮込み、九条ネギと新玉ねぎのピュレ。ほろほろとした食感。

ばくらい。刺身がいっぱい。

せいろご飯の鮑もすごい量。肝もたっぷりで実にうまい。

 

以上は3000円台のコースに、アラカルトを混ぜたもの。

コースが極めて割安なのも今のうちだろう。おすすめだ。