ここはローマだ ダルビルバンテ・ジョコンド 白金台 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

日本で屈指のローマ料理の店、「ダルビルバンテ・ジョコンド」。

ここのスタッフの研究熱心さは、脱帽ものである。

料理もワインも、実に良く勉強している。

それでいて、鼻にかけたところがない。

客の満足のために、研鑽を積んでいるように感じる。

 

ダルビルバンテ・ジョコンド風前菜の盛り合わせ、少な目。

生のアンティーチョークとシラス、春キャベツとカラスミ、サヨリあたりが目についたが、全部うまい。

これがびっくりたまげた、白アスパラのビスマルク風。

何と女性の優れた店員さんが、目玉焼きとパルミジャーノを物凄く早い動きで混ぜ合わせて、ここまでソースのように仕上げてくれたのだ。

まるでスクランブルエッグ。滑らかながら、白身の食感も活かされていて、オランデーズもおよびでない味わいになっていた。

アーティチョークとグアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)のパスタ。アッラグリーチャにも似ているが、春野菜の分、さわやか。

子羊のロースト。低温で火を通して、最後に表面をカリッと仕上げている。

 

何度行ってもハズレがないし、居心地が抜群に良い。

絶対的におススメである。