円熟の精度 アラジン 広尾 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

東京にフレンチ数多あれど、ここほど、いつ行っても料理の味にブレがなく、精度が高い店は少ないように思う。

川崎シェフがいつも店にいて、変わらぬ腕前を発揮し、陣頭指揮を執っているからであろう。立派なことだ。

 

ウニジュレ。夏らしく、コンソメジュレが重くない。

赤万願寺に、ボタンエビとアボカドを詰めた物。

アワビ。

お好みで肝バターを付けて食べる。

アナゴのポアレ、コート・デュ・ローヌのソース。

阿寒湖のザリガニ。

名物、鮎のポワレ。骨を抜き、全ての要素をきれいに詰めている。肝のほろ苦いソースがきめて。

宮崎でとれた夏鹿。冬食べても、夏食べても、鹿は淡泊。

 

日本の食材を無理なく取り入れていて、季節感もたっぷり。

予約も取りやすいので、本当にありがたい店である。