昭和感たっぷり 南蛮 銀圓亭 銀座 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

内装はそれほどでもないが、料理は老舗度満点。

というより、昭和であえて時を止め、変える気がない、必要もない、という感じ。

会社はともかく、自身の味覚はグローバル化に失敗した財界人などが御用達のよう。だから、味は変えない、箸も置いてある日本の洋食を続けるのだろう。

 

それはそれで、悪いことではない。

 

夜のアラカルトだと、まずは「オードブル」の中から好きなものを選ぶ。

どれも小皿料理。

 

鯛のカルパッチョ。

ハマグリのショロンソース。

茄子の料理。

チキンパイ、という名前。どうみてもハムのゼリー寄せなんだが。

リードヴォーと夏野菜。

カニクリームコロッケ。

これはなかなか、パリソワール。

タンシチュー。タンのいいところを使っている。

ビーフシチュー。ゼラチンたっぷり。

これぞ日本の洋食。

 

丁寧な造りを感じる料理。

まさに銀座ユーザーの「高級ファミレス」である。