湘南界隈には、古民家を利用した飲食店が色々あるが、料理が確かなのは、イタリアンの「イル・リフージョ」とか蕎麦の「恵土」くらいしか思い浮かばない。
他のはなんというか、古民家が主で、食べ物は従、という感じがする店が多い。
好きと言いながら滅多に行かない「恵土」の夜のコース。初秋らしい食材がいろいろで、楽しませてもらった。
蕎麦豆腐に秋の味覚色々。
ついで、蕎麦がきのあんかけ。味を含んだ湯葉がいい。
カワハギ肝和えと太刀魚の造り。
天然きのこと白身魚のお椀。
自家製からすみ。お見事。
前菜盛り合わせ。素朴だけど、ちゃんと手をかけている料理ばかり。
蕎麦味噌。
まながつおの西京焼きとまこもダケ。
天ぷらは舞茸とアマダイ。
ご自慢のせいろ。瑞々しく、濁りがない味と風味。
料理も蕎麦も精度が高まっている感じ。
遠からず、また行きたい。