王道フレンチ アラジン 広尾 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

じっくりと旨いものを食いたいとき、選択肢の一つに必ず入るのが、「アラジン」だ。

秋・冬は、訪れる頻度が、若干高まる。

食材が充実するし、濃い赤ワインも飲みたくなる季節だから。

 

アミューズにグジェール。「タイユバン」などのと違うのは、中が若干しっとりしているところ。焼き立てなので、カリふわ度が高い。

ウナギとなすの料理。マンゴーとバルサミコ、それにマスタードのソース。ウナギがむっちりとして噛みごたえがあり、とろりとしたナスの食感と相まって、とても良い。

旬のセップ。うまいけど、少ないし高いな。

メインは雷鳥。スコットランド。

内臓を砕いたソースが、直線的でパンチがある。手羽のあたりは熟成による香りが濃厚。中級者以上向けのジビエだろうか。

これがお目当て、と言っても過言ではないグラタン・ドーフィノア。ソースにからめると、実にうまい。

 

安定した旨さのクラシック・フレンチ。次は、新潟の青首を食いに行こう。