ランチところどころ | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

お店の真価は、夜の料理。

そう思っているので、基本的に、このブログでは夜のしかるべき料理を食べた時のことを記しています。
昼の安い料理を食べただけなのに、さもその店のことを全て見切ったかのごとく物言う人が結構いますよね。
ランチ利用のみで「私にはちょっと合わなかったかな」なんて気楽に書かれると、お店も気の毒です。私が言うのも何ですが。

しかしながら、月末でネタが尽きてきたため、今月のランチを簡単に書いてみます。

・チャイナルーム グランドハイアット六本木

貴妃園コースというのをゴチになりました。これが初チャイナルーム。
最初の黄金スープは、「美肌のための海洋性スーパーコラーゲン」がウリ。
あんまりスーパーな感じはしませんでしたが、澄んだスープには複雑な香りと深い出汁の味があってなかなか。

それ以降も、「美人飲茶三品」とか、「ミニセイロ健康三段料理」とか、とにかく美とヘルシー全面押しできます。

品数は大変多く、「コラーゲンスープのフレッシュ鮑オイスターソース姿煮込み」のように、単価の高い食材も出てきます。

典型的な創作中華です。


・ラブラスリー 帝国ホテル
言わずと知れた有名店。
ここではいつも「インペリアルクラブ会員限定ランチ」を食べます。
5775円のコースが、何と3800円ポッキリにディスカウント!
何を食っても古典的な味がしますが、とりわけオマールのビスクは昭和を感じるスープです。
メインで食べた自家製ソーセージはまずまず。


・ルカンケ 白金台
これも初の訪問でしたが、プラチナ通りという立地にしては、そんなに高くなくて料理も悪くありません。
白子のポアレなんかは、ケッパーたっぷりで酸味が効いており、バターのくどさを感じさせません。
夜はどんなものか、一度試してみたくなりました。ランチが夜のゲートウェーになっています。


・タテルヨシノ芝 芝公園
本当に久々の訪問。
7500円ほどのランチコースでしたが、かなり満足がいく充実の内容でした。
キジのブイヨンは、パリの「ステラマリス」で何度も食べたスープの進化形。
うりぼうのバラ肉の赤ワイン煮も、非常に良い出来。猪は、何と言っても脂身ですね。
ワインの持ち込みが3000円とは初耳でした。これはうれしい。
夜の訪問が楽しみになりました。


以上、12月の主なランチを羅列してみました。