石垣での朝食 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

南国・沖縄で、典型的な朝ごはんとは、どんなものでしょうか。
不明を恥じるばかりですが、私も良く分かりません。

統計があるわけでもなく、多分に想像の域を出ないのですが、朝寝坊の人が多そうな沖縄。
ある意味で「ラテン系」とも言えるでしょう。
家でしっかりとした朝食を作り、ドカッと食べるイメージはわきません。

朝からやっている弁当屋で、ジューシーおにぎりやアンダンスー(油みそ)のおにぎりを買って、職場を目指す人を良く見かけます。
沖縄以外では見かけない妙なサンドイッチやおにポー(ポークランチョンミートを挟んだおにぎり)もありますね。

前置きはともかく、石垣島の民宿「月桃の宿」の朝食。
沖縄の伝統的な朝ごはん、というよりは、ヤマトとウチナーのチャンポンという感じです。

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知り合いのおばさん手造りのじーまみー豆腐や、豆腐と麩、アーサの味噌汁は沖縄的。
しかし、納豆も出てきました。
宿のご夫妻は、茨城に長く住んでいたからでしょうか。
黒米入りのご飯に納豆、というのは初めてです。

デザートは豪華版。フルーツたっぷりの蜂蜜入りカスピ海ヨーグルトです。
パッションフルーツ、パイナップル、ドラゴンフルーツ、島バナナに、庭で採れたアロエが加わり、独特の粘りがあります。
前夜食べ過ぎ、飲み過ぎの客にとって、整腸作用があるアロエはぴったりでしょう。

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しっかり朝飯の後は、思いっきり遊びました。
朝から晩までダイビング。
8月から秋に向けて、マンタに遭遇する確率がどんどん高くなります。
石垣島が世界に誇るマンタスポットです。
忘れがたい体験となりました。