




白身の品ぞろえが豊富な築地の「喜楽鮨」。夏場は「どうだ」とばかりに4~5品出してくれるはず。しかし、今回の訪問は台風の影響をモロに受け、タネの種類も質もグダグダの展開になってしまいました。残念。
菅直人的「居座り」台風の影響で、9月初旬の寿司屋は、全国的にダメージを受けたことでしょう。
本当に天災の多い2011年です。
魚は無い、と分かっていても、予約した以上は行くしかありません。
そんなお客さんで、結構賑わっていました。
普段なら、こち、おこぜ、すずき、名残のまこがれいくらいはあるはずでしょうか。
残念ながら、全滅でした。
出てきたのは、あいなめとまこの昆布締め。
あいなめは、ピンク色を帯びたきれいな身で、味も香りも良かったです。
昆布締めは、良く締まってました・・・。石川県では良く食べますが、築地の寿司屋だと気分が出ません。
後は赤貝(並み以下)、秋刀魚の酢締め(生が食べたい)と続きましたが、仕入れの苦しさが伝わってくるばかり。
定番ののどぐろの焼き物も小さかった。
穴子なんかはストックがきくのでしょうが、ここのは香ばしくなるまで焼いて握るタイプ。焼かないのが好きな私には、どうも口に合いません。
おまけにマグロまでイマイチで、トロなんかはかなり筋張ってました。
やっぱりこの店は白身です。魚種が豊富な時に再訪したいものです。