嘉門  帝国ホテル 東京 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

★★★★☆
帝国ホテル「ラグジュアリー&グルメ」2泊3日、2夜目は鉄板焼きの「嘉門」を選択しました。
本館17階にあるゴージャスなお店で、22000円の「夏の特選 旬の食材メニュー」をいただきました。

いろいろと騒動があったので、牛肉の店はすいているのかな、と思いきや、結構な客入りでした。
どうみても「銀座同伴出勤前」の2人組から、若い女性2人組まで、客層は幅広いです。

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まず、突き出し。
フォアグラ入りのコロッケです。バルサミコのソースからして、かなりフレンチ度が高いです。

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前菜は「牡丹海老とキャヴィアのカネロニ」。
もはや鉄板焼き屋ではありません。
甲殻類のコンソメを、客前でかけまわしてくれるパフォーマンス。
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目にも涼やかで、食べてもうまい。高級イタリアンで出てきてもおかしくない一品です。

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2皿目は「ウナギとフォワグラ 新蓮根の焼き飯」。
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蓮根入りの酢飯も鉄板で焼きます。鰻の皮もカリカリに。
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ミルフィーユのように重ね、赤ワインのソースをかけて出来上がり。
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和洋折衷のこの料理、ピノノワールの赤と良く合いました。
ちなみにお皿は、前夜の「レ・セゾン」で毛ガニが載っていたもの。借りものだそうです。

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続いては、「パイを纏った黒鮑 サマートリュフとともに」。完全にフレンチです。同伴の人たちが写り込んでしまったので、写真切りました・・・。
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パイの味が前面に出過ぎて、肝心のアワビの味が良く分かりません。その代わり、肝ソースが存在感を誇示。いずれにせよ、料理はバランスが命。「レ・セゾン」へ行って学びましょう。

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メインは、もちろんステーキ。フィレとサーロインを半々で。
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丁寧に焼いてくれます。
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焼き加減はいいのですが、サシが入りすぎ・・・。たくさんは食べられません。

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〆のご飯は「鮑ご飯」。
ガーリックチャーハンじゃなくてホッとします。
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迫力のデザート「モモのコンポート」。

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ワインはこちら。フリーマン・アキコズ・キュベ。15000円ほど。
カリフォルニアですが、ボテっとしたところがなく、程よい酸味とふくよかさ。

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番外編。食べきれなかったステーキを、チャーハンにして部屋に持ってきてくれました。
まったくもって、至れり尽くせりです。

完食できないくらいボリュームがあるコースです。オーソドックスな鉄板焼きコースもあるので、洋風が嫌いな人でもOK。
年に1回くらいは鉄板焼きもいいかな、と思う一軒です。