




今月2回目の訪問(前回記事はhttp://ameblo.jp/jinsei-j-blog/entry-10940909536.html )。台風の影響で魚の仕入れに苦労されたよう。相変わらずうまいけど、前回のコースの方が完成度は高かったように思います。
・じゅんさい入り冷たい茶碗蒸し 梅肉ソースがけ
→茶碗蒸しの出汁加減が良く、じゅんさいの食感も活かしてます。梅肉ソースがまた美味で、盛夏にふさわしい一品。
・ゴマサバの棒寿司
→だいぶ身がやわらかくなっており、サバの状態としては前回の方が上。とはいえ、水準は超えてます。
・焼き鱧の押し寿司
→甘く香ばしい鱧が大変結構。「京味」のより鱧の味がしっかり伝わります。
・中トロと鱧の造り
→マグロは鳥取の250kg超。筋が多いのが玉にきず。天草の鱧は、やや水っぽく、前回の方が脂ののりが良かったです。
・煮アワビと賀茂ナスの冷やし鉢
→アワビは大きかった。噛むと持ち味が口に広がります。肝も磯の香りが鼻に立ちのぼって美味。脇役の賀茂ナスは、京都での修業ぶりがしのばれます。
・早松茸の牛肉巻き うにがけ
→豪華な3役者の競演。ですが、うにと松茸の相性は、余り良くないようです。うにはうになす、牛肉は前回の塩昆布&身山椒の方が断然活きます。
・とうもろこしのかき揚げ
→文句なくうまいです。カリカリとした食感とじわっとくる甘みがたまりません。
・鮎ご飯
→広島・太田川の天然ものです。出汁加減の良い飯と混ぜこぜになっても、しっかり鮎の香りを主張します。身山椒が良いアクセントに。
とにかくお腹いっぱいになりました。
最近は「情緒食堂」の常連となり、人気も上昇中です。
たった6席。予約至難の店になる日も近いでしょう(今でも結構難しいですが)。