




イベリコ豚を使った創作料理を出すお店「イベリコ屋六本木店」。料理のカテゴリーは何になるのでしょうか?スペイン料理とは言えないし、日本料理とも言い難いし・・・。
大阪が本拠のお店で、肉屋が母体なんだとか。
それゆえでしょうか、肉質と食べ方にこだわりが感じられます。
何と言っても、イベリコ豚のカルパッチョ。
これは生です。豚だけど、生食です。
最初は箸を伸ばす手も恐る恐るですが、一口食べて仰天。とろける脂が何ともいえず美味。豚好きは、絶対病みつきになります。
イベリコ豚のユッケは、赤身と卵黄が絡み合って、これまた絶妙なお味。色々話題のユッケですが、一晩たった今でも、お腹ノープロブレムです。
イベリコ豚の寿司もいけます。
生も良し、炙りも良し。何個でも食べられそうです。
3500円のコースだと、カルパッチョと寿司2貫に豚鍋がついてます。
バラ肉の薄切りと大量の白ネギを、カツオと昆布の出汁で炊きます。
柚子こしょうと一緒に食すのがこの店流。
締めのラーメンは、豚の脂と適度に絡んで、これまた悪くありません。

最後になりましたが、この店の看板は、何と言ってもイベリコ豚の生ハム。
どんぐりを食って育った、血統の良い豚の生ハムで、味も抜群です。
冷たいビールと一緒にやると、盛夏を乗り切る元気が湧いてきますよ。
六本木でお店選びに困ったら、おススメします。