ピッツェリア・サバティーニ 青山 | 御食事手帖

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今では珍しくなくなった石窯焼きのピザを1980年代から出していた「ピッツェリア・サバティーニ青山」。老舗という言葉は、伝統や格式を意味する場合と、停滞や胡坐をかいていることを意味する場合があります。
この店は、後者ですね。
外苑前という立地と「サバティーニ」という名のイメージのおかげで客足は絶えません。
しかし、出てくる料理はどれもありふれたものばかり。
老舗らしさを放っているのは、法外な値段だけです。

やむにやまれず、年に何度か訪れるのですが、今回は特に辛かった・・・。
ピザとパスタは、目下天敵ですから。
しかし、みんなで宴会をやっている中で、料理に口をつけないというのも無粋な話。一人だけ別のものを注文するのも何なので、いたしかたなくピザ2切れと、パスタ2種を少量食べました。

4種のチーズのピザというのは、たいがいどうやって作ってもうまくなるわけで、おかわりしそうになって非常に危険でした。
ポルチーニのクリームパスタというのも、赤ワインと響き合って誘惑を仕掛けてきます。

しかし、どれもこれも、目の覚めるような美味さではないので、すんでのところで我に返ることができました。

とはいえ、炭水化物制限ダイエットにとって、ピッツェリアは地雷だらけで危険です。