こんにちは、ジンライです。


私は休日は、少しでも体力を回復させるため、自転車で近所を走っています。田んぼ道ばかりです。

昨日の夕方、いつもと違う道を走ったら、ザリガニがたくさんいそうなスポットを発見しました。

この穴の数……絶対いるな。

子供がザリガニを好きなので、後で一緒に見にこようと思いますニコニコ

さて、今回はターンエーガンダムの続きです。
前回はこちらです。
私が病気経験後に、初めてフル塗装で仕上げた作品です。
このターンエーですが、放送当時の、所謂旧キットです。

製作が大分進んでから、HGCCが発売されていたのを知りました(^^;
20年間プラモから離れていたので…

でも、私が作ろうと決めたのは、20年前に作りかけになっていたこのターンエーなのです。

作り始める前にHGCCの存在を知っていたとしても、やはりこのキットを作っていたでしょう。

元々旧キット好きでもありますしねニコニコ
製作を始めたものの、20年ぶりのプラモ作りは、なかなか昔の勘が取り戻せず思うように進みません。

そんな時に、助けとなる出来事が次々と起こりました。

ある朝、ターンエーのヤスリがけを進めていると、どう処理すべきか悩む箇所が出てきました。

「うーん、ここは難しいな…どうしよう?」

部品を見つめながら考えていると、突然耳元で声が聞こえてきました。

「おいおい、こんなの、こうやればいいじゃん」


…!?


その声は、久しぶりに聞く師匠の声でした。



…私は昔、プロモデラーの方のお仕事をお手伝いしていたことがあります。

ここではその方を、「師匠」と呼ばせていただくことにします。

師匠は既に他界されているので、詳細は控えさせていただきます。

20数年前…
馴染みのお店に、当時製作したプラモやガレージキットを展示してもらっていたら、それを見た師匠から声をかけられ、お手伝いをするようになりました。

ターンエーのヤスリがけ中に聞こえてきたのは、その師匠の声でした。


そうだ!
確かに昔、こういう場合の処理方法は師匠から教わっていた!

私が聞いたのは、記憶の中の、昔聞いた師匠の言葉だったのです。


その後も、ターンエーの製作を進める度に次々と昔教わった事を思い出し、記憶の中の師匠の声が私を導いてくれました。

それは不思議な体験でした。

もしかすると、師匠が私のモデラー復帰を後押ししてくれているのかな?

そんな風に感じました。


師匠から教わった事は、その後の私のモデリングに大きな影響を与えてくれました。

製作の技術は当然の事として、

「プロのモデラーがどのような事を重視し、どこにこだわっているのか」

「良い完成品とはどのようなものか」

これらについて学べたのは大きかったです。

プロの凄まじさも見せつけられました。

20年以上の時を経て、あの方は私にとっての師匠なんだなと実感しました。

ターンエーの製作は、私のモデラー復帰の過程であると共に、記憶の中の師匠から再び模型製作について教えていただく過程でもありました。

師匠に深く感謝しています。
次回に続きます。
今日もプラモから元気をもらいました。
ご覧いただきありがとうございます。

それでは、またニコニコ