こんにちは、ジンライです。


今回は、私が20年ぶりにモデラー復帰をして、最初に完成させたプラモをご紹介します。

また、その製作過程は、私のモデラー復帰の過程そのものと言えます。

先日記事にした「ガンダム試作2号機」同様、私のモデラー人生における大切な作品の1つです。

それがこちらです!

1/144ターンエーガンダムです。

番組放送当時に買ったものです。
1999年発売、定価500円です。
実はこのキット、買ってすぐに接着だけを行い、そのまま約20年放置されていたのでした(^o^;)
こんな感じで、箱の中で20年、我が家のマウンテンサイクルで眠っていたのでした。

ちょうど私がプラモから離れていた期間、このターンエーも眠りについていたことになります。


……20年か…。

随分長く、お前を眠らせていたんだな…。

…よし!

私は、このターンエーを、モデラー復活しての本格的な第1号作品にしようと決めました!


作ると決めたものの、私がプラモを作るのは20年ぶりです。長いブランクがあります。

昔と違い、病気治療に起因する手の痺れがあります。

また復帰に当たっては、身体への影響を考慮し、ラッカー系やエナメル系の塗料・マテリアルを使用しないと決めました。
そのため製作方法も昔のままとはいきません。


これらのため、毎日が試行錯誤の連続でした。

上手く完成させられる保証はありません。

とにかく手を動かし、もがきました。

とにかく試すだけ試し、やれるだけやりました。


手の痺れや体力の衰えは、身体が一番元気な早朝なら何とかなることが分かりました。
私の「早朝モデリング」の習慣は、ここで確立しました。

ヤスリがけでは、ペンサンダーを試してみましたが、振動が手の痺れに悪影響を与えないか心配なのと、精度の高い作業には向かないと判断し、使用を止めました。

工具類も新しく調達し、どれが手に馴染むのか1つ1つ試しました。

エアブラシのハンドピースとコンプレッサーを新たに購入しました。

塗装ブースは昔の経験を基に自作しました。


塗料は、水性エマルジョン系塗料「ファレホ」を使用することにしました。
ターンエーに着手する前から、食玩キットにエアブラシや筆塗りを行い、使い勝手を試していました。
シンナー臭は皆無で、乾燥も早く、塗膜の強度も合格点でした。

あとは経験と慣れの問題です。試し塗りを重ね、何とかファレホの特性を掴んでいきました。


そして数ヶ月が経過し……

早朝モデリングの日々の積み重ねによって、遂にターンエーが完成したのです!



次回へ続きます!

今日もプラモから元気をもらいました。
ご覧いただきありがとうございます。

それでは、またニコニコ